「ありがとう」「いい話」 庭の古い小屋を解体したら、床下から現れたのは?
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
イギリスで民家の庭で見つかったものに驚きの声が上がりました。
ある住宅の所有者が、庭に置いてある古い小屋の解体作業を進めていた時のことです。
床下の板を持ち上げた彼らは、とてもびっくりしたそう。
なぜなら、床下に7匹のキツネの赤ちゃんがいたからです!
誰にも見つからないこの場所で、母キツネが子育てをしていたのですね。
家の住人は小屋の解体を中断して、キツネの保護団体『ザ・フォックス・プロジェクト』に連絡。こうして赤ちゃんたちと母キツネを再会させるための作戦が始まりました。
まず、赤ちゃんたちを湯たんぽを置いた箱の中に入れて、小屋があった場所のそばに放置。
住人と『ザ・フォックス・プロジェクト』のスタッフは遠くから見守りながら、母キツネが戻ってくるのを根気よく待つことにします。
母キツネがなかなか現れないので、彼らはハラハラしながら待ち続けたそう。
すると数時間後、ついに母キツネが戻ってきて、赤ちゃんたちを1匹ずつ安全な場所へ連れて行ったのです。
この出来事を『ザ・フォックス・プロジェクト』がFacebookで紹介すると、喜びの声が上がりました。
・あなたたちの素早い行動のおかげで、親子が再会できてよかった!
・思いやりのある住人に「ありがとう」といいたいよ。
・いい話だね。心が温かくなった。
『ザ・フォックス・プロジェクト』によると、母キツネは通常、赤ちゃんを捕食者から守るために複数の巣穴をもっているのだとか。
今回は母キツネが戻ってきましたが、赤ちゃんキツネを移動させた場合、母親が戻ってこないケースもあるといいます。
そのため、我が子のために戻ってきた母親を「勇気ある母キツネ」と称賛しました。
イギリスでは、春先に民家の物置の床下などでキツネが子育てをすることは珍しくないそうです。
しかし、中には赤ちゃんがいる巣穴を故意に埋めてしまう人もいるとのこと。
今回見つかった赤ちゃんたちは、優しい住人のおかげで無事に母親と再会できてよかったですね。
[文・構成/grape編集部]