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かわいい商品も! 『白色ワセリン』の使い方 敏感肌や花粉症にも

By - grape編集部  公開:  更新:

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医療にも使われている「白色ワセリン」。石油から精製される、不純物の少ない物質だからこそできる使い方をご紹介します。

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ワセリンと聞くとイメージするのはまず、ドラッグストアにある「ヴァセリン」と書いてあるクリーム色の商品かもしれません。リップケアに使ったり、メイク落としやネイルケアなど幅広く使えることで人気の商品です。髪の毛を染める時に、耳や生え際が染まらないようにカバーするために塗ったりなど、工夫次第で様々な用途に活用できます。

では「白色ワセリン」は「ヴァセリン」とどう違うの?というと、薬事法では「ヴァセリン」は化粧品としての分類となり、「白色ワセリン」は第三類医薬品となります。「白色ワセリン」は、医薬品として軟膏の基剤として使われていて、傷口や荒れた肌を汚染や乾燥から守る、保護膜の働きをします。

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出典:Amazon

ヴァセリンも白色ワセリンも基本的には同じで、石油を精製して作られた物質“ペトロリウム”のことです。白色ワセリンはヴァセリンを脱色して精製したものなのでより純度が高い!ちょっと無骨な感じの白色ワセリンですが、こんなかわいいパッケージのものもありますよ♪

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出典:Amazon

こちらは「ヴァセリン」に分類される商品ですが、かわいいですよね。

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敏感肌の人やアトピーの人は、いわゆるお肌にやさしくていいと言われるオリーブオイルやスイートアーモンドオイルでも痒くなってしまったり、赤くなってしまったり。不純物がない白色ワセリンだからこそ、お肌には何の影響も与えず、保護してくれる働きがあるのです。

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そして、最近話題なのが花粉症にも使えるってこと。鼻の穴の中や鼻の周りに薄く塗ります。これで花粉が肌に直接付くのをシャットアウト!花粉が侵入したりするのを防ぐほか、鼻の周りの乾燥も防いでくれるんです。白色ワセリンに日本薬局方のハッカ油を混ぜてクリームを作れば、メントールの鼻づまりを抑える効果や炎症を抑える効果も加わり、さらにグッド♪

白色ワセリン自体に保湿作用や美肌作用があるわけではありません。ラップを貼るようなバリア機能でお肌を乾燥から守り、結果として保湿効果があるということなのでお間違えなく。また、まれに紫外線を浴びてシミになることもありますので使用には十分注意してパッチテストをしてから使ってみてくださいね。

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