「人間が嫌いになる」 アパートのゴミ箱から見つかったのは…?
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
アメリカのアラバマ州で、アパートに住む女性が敷地内のゴミ捨て場にゴミを出しに行った時のことです。
彼女は大きなゴミ箱の中から動物の鳴き声がするのに気が付きました。
女性はすぐにアパートの管理人に伝えて、一緒にゴミ箱から怪しい段ボール箱を発見します。
箱はテープで閉じられていたため、管理人が慎重にナイフでテープを切り、箱を開けました。
すると箱の中に入っていたのは…。こちらをご覧ください。
※動画はFacebook上で閲覧できます。
見つかったのは…わずか生後3週間ほどと見られる5匹の子犬。
初夏の太陽の下、金属製のゴミ箱内で密封された段ボール箱の中にいたため、熱中症にかかっていました。
暑さとノドの渇きで苦しんでいた子犬たちは、助けを求めて必死で鳴いていたのです。
女性たちは地元の動物保護施設『トロイ・アニマル・レスキュー・プロジェクト』に通報し、5匹は保護されました。
その後、子犬たちは驚くほど順調に回復しているそう。食欲旺盛で、体重も増えてきているといいます。
保護されてから5日後には、仮里親の募集が始まりました。
これらの投稿には、怒りや安堵などさまざなコメントが寄せられています。
・なぜ無垢な子犬を捨てられるのか理解できない。ただ涙が出る。
・人間が嫌いになるよ。子犬がいらないなら、シェルターに引き取ってもらう方法があるじゃないか。
・動物の遺棄はすべての州で重罪にするべきだ。
・こんなにかわいいのに。最悪の結果になる前に助けてもらえてよかった。
現在、動物管理局が子犬を捨てた人物を特定するために動いているそうです。
投稿には「子犬が熱中症や脱水症状を起こして鳴き声を上げられなくなる前に、誰かが見つけてくれたのは奇跡です」とつづられています。
もし子犬たちが力尽きて鳴くこともできなくなっていたら、誰にも発見されなかった可能性があるでしょう。
九死に一生を得た子犬たちが今後一生苦しむことなく、幸せな生活を送れるといいですね。
[文・構成/grape編集部]