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七五三はいつやるの?おすすめ時期と七五三をやるときの注意点を解説

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

子供の健やかな成長をお祝いする『七五三』。着物や袴、ドレスなどの衣装を身にまとった子供の姿を記念に残せる、家族にとって大切なイベントの1つです。

七五三を迎えるにあたり、お参りはいつ行えばいいのか、撮影はいつがベストなのか、などの疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、七五三のお参りや撮影の時期、予約のタイミングについて詳しく解説します。七五三を成功させるための注意点もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

七五三のお参りはいつやるのか

七五三の子供たちの画像

※写真はイメージ

七五三は3歳、5歳、7歳の年に行うのが一般的です。満年齢や数え年などさまざまな数え方があるため、実年齢と違う年に行うケースも少なくありません。実際にお参りはいつ行くのが最適なのか、男の子女の子の違いや、おすすめの時期について解説します。

数え年、満年齢、早生まれかで決める

数え年は、生まれた日を『1歳』と数え、1月1日が来ると1歳を足す数え方です。満年齢は生まれた時点を0歳と数え、誕生日ごとに1歳を足す一般的な数え方ですね。3歳のお祝いをする場合、数え年だと2歳、満年齢だと3歳で行います。

数え年の2歳で行う場合、まだ小さくあどけないかわいさを写真に残せるメリットがあります。イヤイヤ期と重なると、着物を嫌がったり御祈祷中にじっとしていられなかったりと大変なことも多いかもしれません。

早生まれの子供や、ゆっくり落ち着いてお参りをしたい人には満年齢での七五三をおすすめ。このあたりの月齢の子供は、個人差や少しの月齢差で大きく変わってきます。撮影日やお御祈祷日に合わせて、数え年か満年齢で行うか決めるとよいでしょう。

男の子と女の子の違い

もともとは男女ともに同じ数え年に行っていたといわれていますが、2024年現在は男の子は3歳と5歳の年、女の子は3歳と7歳の年にお祝いするのが定着しています。男の子も女の子も性別関わらず、いつお祝いしても問題はありません。

兄弟や友達同士で一緒にお祝いするのもよくあるケースです。家庭の都合に合わせて行いましょう。

お参りにおすすめな時期

七五三のお参りは、台風シーズンが終わり、寒くなる前までの10月上旬〜11月末くらいまでがおすすめです。本来七五三は11月15日とされていますが、10月上旬〜11月末は1年の中で過ごしやすく紅葉も見頃なので、神社は七五三の参拝客で混雑しています。

混雑を避けたい場合は平日に行ったり、時期をずらしたりして調整しましょう。

地方によっては11月15日以外にお祝いする風習があります。大安や仏滅などの六曜を参考にする場合や、家族や親戚の考え方で日にちが決まる場合もあるので、確認してから決めるとよいでしょう。

七五三の撮影はいつなのか、予約はいつからできるのか

和傘を差す着物を着た女の子の画像

※写真はイメージ

七五三の記念撮影を、お参り当日に行うのか、前撮りや後撮りにするのか悩んでいる人もいるかもしれません。下記では、お参り当日と前撮り後撮りに行う場合のメリット、予約はどうするのかについて解説します。

お参り当日

写真スタジオなどで撮影した後にお参りに行く場合、着物の予約と、家族や親戚の集まる日にちが1日で済むメリットがあります。遠方の祖父母や親戚が撮影にも参加する場合は、お参り当日にまとめて撮影をしたいと考える人もいるでしょう。

子供が小さいと撮影だけで疲れてしまったり、御祈祷時間が遅くなってしまったりなどのデメリットも。加えて食事会などの予定がある場合は、かなりのハードスケジュールになってしまいます。

神社によっては御祈祷時間が決まっている場合もあり、小さい子供であれば、慣れない着物と場所に疲れて午後には眠ってしまうかもしれません。もちろん大人も疲れてしまいますよね。

当日撮影をまとめて行う場合は、神社に写真家が付いて来て撮影してくれるサービスなどもあるので、家族の都合や予算に合わせて決めるとよいでしょう。

前撮り、後撮り

前撮りは、お参り当日のスケジュールに余裕が出るだけでなく、子供の成長に合わせてもっともよいタイミングを決めた撮影が可能です。4月頃から夏前頃に予約すると、スタジオの予約も取りやすく、早割りなどの割引で安く撮影できるスタジオも多くあります。

後撮りも同様、メリットは多くありますが、後撮りを行っていないスタジオもあるので確認しましょう。年賀状に七五三の写真を使う予定がある場合は、データの引き渡しが間に合わない可能性もあるので注意が必要です。

お参り当日と、撮影日で異なる着物を予約できるスタジオもあり、いろいろな衣装を着せたいと考えている家庭に前撮り後撮りは嬉しいポイントかもしれません。

七五三を成功させるための注意点

着物を着て写真を撮る家族の画像

※写真はイメージ

日取り、衣装決め、家族親戚への連絡、当日のスケジュールなど、七五三は子供が小さいことに加えて気を使うポイントが多くあります。

一大イベントの七五三を無事成功させたいのは、どの親も一緒ですよね。下記では、七五三を成功させるための注意点を3つにわけて解説します。

予約は早めに

七五三は予約にはじまり予約に終わるといっても過言ではないほど、いろいろな箇所へ予約が必要です。

前撮り後撮りの予約、当日の着物や着付け、親が着物を着る場合の着付けやヘアメイク、御祈祷に食事会など、予約が必要な項目は多くあります。

写真スタジオで着付けも行っている場合や、撮影だけのスタジオなどさまざまなケースがあるようです。撮影の予約はしたけど着物の着付けの予約をしていないなど、抜けがないように注意が必要ですね。

御祈祷の予約は必要ない神社も多くありますが、終了時間が早い場合もあるので、神社の情報も合わせて確認しましょう。七五三シーズンはどこのスタジオも混雑します。

日にちが確定している場合、お目当ての着物がある場合も、早めに予約をおさえるのがおすすめです。

子供の体調を最優先に

七五三の時期は急に寒くなったり、寒暖差が大きかったりと、体調を崩しやすい時期でもあります。どれだけ気を付けていても、子供の体調が急に変化する場合があるのです。

予定を立てて七五三のスケジュールを組んでいたとしても、体調が悪くなってしまったら無理せずに予定を組み直しましょう。

予約をする時に、体調が悪くなった場合の予約変更やキャンセル料について確認しておくと安心ですね。

雨や寒さ対策も考慮する

せっかくの七五三。晴れを願うばかりですが、万が一雨が降ってしまった場合も考えておくとよいでしょう。草履の代わりに長靴を履かせたり、レインコートを持参したりするなど持ち物の工夫も必要です。

慣れない着物を着た小さな子供を連れてお参りするのは、容易でありません。雨だった場合、予定通り行うのか日時を変更するのかの判断を前もって話し合っておくとよいですね。

七五三シーズンは急に寒くなる時期でもあります。着物の下に着るインナーやタイツを準備しておくと安心です。御祈祷の順番待ちが屋外のケースもよくあるので、温かい飲み物やカイロ、ブランケットなどがあるとよいかもしれません。

七五三をいつするかは家族に合わせて考えよう

本記事では七五三の時期について解説しました。年齢や性別、地域や家庭ごとに考え方はさまざまです。

年齢は数え年でも満年齢でも問題ありません。男の子女の子関わらずいつ行ってもよいとされています。撮影スケジュールは家族の都合に合わせて、当日か前撮り後撮りかを決めましょう。

七五三は子供の成長をお祝いする、家族の大切なイベント。昔からの風習や起源を守るのも大事かもしれませんが、子供や家族の都合が一番よいタイミングで行うのが何より大切です。


[文・構成/grape編集部]

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