犬のスクールバスに乗せてもらえなかった野良犬 その数週間後?「嬉し涙が…」
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アメリカのジョージア州にあるドギーデイケア『ケラー・クリーク・ボーディング&グルーミング(Keller Creek French Bulldogs & Boarding/Grooming for all pets)』は、犬の幼稚園のような施設です。
ここに通う犬たちは、送迎用のスクールバスに乗って施設に向かいます。
スクールバスに乗ろうとした見知らぬ犬
ある日、オーナーのタイソンさんはいつものようにバスで、犬たちをそれぞれの家に迎えに行きました。
すると、家の前でバスを待っていたモトリーくんという犬の隣に見知らぬ犬がいたのだそう。
その犬はモトリーくんの後に続いてバスに乗ろうとしましたが、ワクチン接種の状況が分からないため、知らない犬を乗せるわけにはいきません。
彼は仕方なく、その犬を置いて出発。すると、その犬が走っているバスをずっと追いかけてきたのです。
※動画はFacebook上で視聴できます。
その犬がほかの車に轢かれることを心配したタイソンさんは、犬の写真をFacebookで公開して飼い主の情報を募りました。
すると、その犬の名前はウェイロンくんといい、以前はある女性がご飯を与えていたことが判明。
しかし、女性がウェイロンくんの世話ができなくなり、野良犬状態だということが分かったのです。
さらに、たまたま投稿を見たセイディさんという女性が心を痛め、「この犬を引き取りたい」と思ったのだとか。
セイディさんは愛犬のネリーちゃんを『ケラー・クリーク・ボーディング&グルーミング』に通わせているのです。
こうしてウェイロンくんはセイディさんの家族となり、ワクチン接種を済ませた後、ついに念願のスクールバスに乗ることができました!
ウェイロンくんはネリーちゃんと並んでバスに座り、ほかの犬たちとプールで遊ぶなどして初日を満喫したそうです。
この展開には「嬉し涙が止まらない」「バスを追いかけたウェイロンの優勝だ」「おとぎ話のような結末」など喜びの声が上がりました。
ウェイロンくんはネリーちゃんとすっかり仲よくなり、幸せに過ごしているとのこと。
必死でバスを追いかける姿が涙を誘ったウェイロンくんのストーリーは、最高のハッピーエンドになりました!
[文・構成/grape編集部]