『パイプユニッシュ』の長時間放置はNG! メーカーの注意喚起に「気を付ける」「もうしません」
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- 出典
- SCジョンソン
排水パイプの内部は、自分でこすって掃除するのが難しい場所。汚れを放置すると詰まりの原因になるため、パイプクリーナーを使って定期的にお手入れするのがおすすめです。
クリーナーを投入したら、一定時間後に洗い流すのが一般的な使用方法ですが、「放置時間を長くすればするほど、汚れを除去する効果が高まる」と思っていませんか。
実際のところはどうなのか、『パイプユニッシュ』の製造販売元でもあるSCジョンソン社(以下、SCジョンソン)の公式サイトから紹介します。
放置時間は守って使用するのがベスト
パイプクリーナーの放置時間を長くすれば、そのぶん汚れが溶け出す時間が延びて、一度のお手入れですっきりきれいにできるように思いがちです。
しかし、それは間違い。SCジョンソン公式サイトは以下のように解説しています。
パイプクリーナーを使用したにもかかわらず、排水の流れがよくならない場合、放置時間が長すぎたことが原因なのかもしれません。長時間の放置はかえって逆効果になる恐れもあるため、放置時間は守るようにしましょう。
ちなみに、『パイプユニッシュ』の場合、15~30分後に洗面器2杯ほどの水で十分に洗い流すのが正しい方法です。
パイプクリーナーによって使用方法が異なる可能性があるため、必ず説明書を確認のうえ作業をスタートしてください。
詰まる前に使用するのがおすすめ
※写真はイメージ
パイプユニッシュは、排水パイプ内の汚れを溶かして流す専用の洗剤です。しかし、完全に詰まってしまってからでは、思うような効果を実感できない可能性も。詰まる前の段階で使用するのがおすすめです。
特に詰まり症状が出ていなくても、排水パイプの中には着実に汚れが溜まっていきます。週に一度、お手入れの仕上げとしてパイプユニッシュを使用しましょう。付着してから時間が経っていない汚れなら、比較的簡単に除去可能です。
詰まりを予防できるほか、排水パイプ内の汚れが原因で発生する悪臭対策としても効果が期待できます。投入して洗い流すだけと簡単なので、ぜひ日常のメンテナンスの1つとして取り入れてみてください。
洗剤の効果を最大限に発揮させるためには、正しく使用することが何よりも大切です。放置時間についても、事前にしっかりと確認しておきましょう。
[文・構成/grape編集部]