もしかしてリビングで部屋干ししてる? 最適なのは… 「だから臭うのか」
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- 出典
- YKK AP
ライフスタイルの変化や家事負担の軽減を目的に、洗濯物を部屋干しする人が増えています。
天候に左右されず、繊維を傷めないのは確かに魅力。一方で、洗い方や干し方を間違えると、嫌な臭いが気になってしまうケースもあるようです。
部屋干しすると洗濯物が臭ってしまうのは、一体なぜなのでしょうか。
各種住宅建材やリフォームを提供するYKK AP株式会社(以下、YKK AP)公式サイトから、洗濯物を気持ちよく仕上げるために注意すべきポイントについて解説します。
部屋干しの臭いの原因は菌の繁殖
洗濯物を外に干した時には特に問題がなくても、部屋干しすると途端に臭いが気になってしまうというケースは、決して少なくありません。
臭いの原因について、YKK APは公式サイトで以下のように説明しています。
濡れた状態が長く続くと、雑菌がどんどん繁殖します。外干しよりも部屋干しのほうが乾きにくいため、臭いが気になるのですね。
臭いを防ぎ、洗濯後の衣類を気持ちよく着用するためには、洗濯物を素早く乾かしきることが大切です。
また部屋干しによって室内の湿度が上昇すると、カビやダニが繁殖しやすくなるといわれています。臭い以外の健康ダメージを防ぐためにも、洗濯物を部屋干しする際の正しい方法を知っておきましょう。
部屋干しの注意点とは?
※写真はイメージ
YKK APは公式サイト上で、部屋干し時に注意するべき5つのポイントを紹介しています。
・汚れものは洗濯カゴに入れ、できるだけ素早く洗濯すること
・洗剤は規定量どおりに使用すること
・すすぎにお風呂の残り湯を使わないこと
・洗濯し終わった衣類を、そのまま放置しないこと
・風を当てて、できるだけ素早く乾燥させること
汚れた衣類を洗濯機に直接入れるのはおすすめできません。洗濯するまでに時間が空くと、洗濯槽内で雑菌が繁殖。例えその後に洗濯しても、雑菌をきれいに落としきれない恐れがあります。
洗剤量は少なすぎても問題ですが、増やしすぎるのも避けてください。繊維の奥に残った洗剤かすも、雑菌にとってはご馳走です。
洗濯物を干す際には、場所選びも重要なポイント。はやく乾かすためには、サーキュレーターや扇風機を使って、洗濯物周辺の空気を動かすのが効果的です。
換気扇で湿った空気を強制的に排出すれば、限られたスペースでも風の流れを生み出せるでしょう。
『どこで部屋干しするか』も重要なポイント
「部屋干しはスペースに余裕があるリビングで」という人もいるかもしれませんが、湿気を素早く排出する仕組みに優れているのは、洗面所や浴室です。
リビングを使う場合も、湿気が溜まりやすい窓際は避けてください。カーテンレールにハンガーをかけるのもやめましょう。
部屋干しで臭いトラブルを避けるためには、菌を繁殖させないことが何よりも重要です。繁殖の原因を正しく把握し、気持ちよく部屋干しできる環境を整えてみてください。
YKK AP公式サイトでは、部屋干しの悩みを解決するための1つの手段として、バルコニーやテラスのリフォームも提案しています。日々の洗濯をより快適にこなせるよう、検討してみるのもおすすめです。
[文・構成/grape編集部]