実験動物だったチンパンジー 18年後も恩人を覚えていた
公開: 更新:

出典:YouTube

セルフレジの打ち忘れを申告した男性 その後の展開にまさか!【4選】多くのお店で見かけるようになったセルフレジ。お店によって仕様が違うので、毎回初めてのような気分を味わう人もいるでしょう。この記事では、セルフレジで起こりがちな『あるある』を4つ紹介します。

水族館の貼り紙にゾッ! アクリルガラスの下を見ると…2025年8月、愛知県蒲郡(がまごおり)市にある、竹島水族館(@takesuiaquarium)が、Xで話題になりました。
環境活動家のリンダ・コーブナーさん。
彼女はまだ大学生だった頃、動物実験場で一生を過ごしてきた6頭のチンパンジーを解放する運動を行っていました。
出典:YouTube
当時は実験が終わった動物は殺してしまうことが通例。リンダさんはその通例に意を唱え、実験動物として扱われていたチンパンジーが、保護地区で暮らせるよう懸命に働きかけました。
リンダさんの活動が実り、解放されたチンパンジーたち。しかし、生まれたときから囚われていたチンパンジーたちは、自然の中で生きていく術を知りません。
出典:YouTube
リンダさんは毎日チンパンジーたちにエサをあげ、たくさんの時間を彼らと共に過ごしました。
やがて、リンダさんとチンパンジーに別れの時が。チンパンジーたちも、いつまでも人間からエサをもらって過ごすわけにはいきません。リンダさんは少しずつ自然に慣れてきていたチンパンジーたちの元を離れ、大学に戻りました。
それから18年の月日が経ち、再びチンパンジーたちの元を訪れたリンダさん。どれだけ時間が経っても、リンダさんはチンパンジーたちのことを忘れたことはなかったそうです。
出典:YouTube
リンダさんが解放した6頭のうち、ドールとスウィングという名前の2頭がまだ生きていました。
長い月日が経っているし、もう忘れてしまっているだろう
そんな風に考えていたリンダさん。しかし、ドールとスウィングは、自分たちを助けてくれた恩人を忘れていませんでした。
リンダさんとチンパンジーの感動の再会シーン。18年の月日が、一瞬で埋まる姿に心が温まります。
リンダさんをやさしく抱きしめるドールとスウィング。言葉はなくとも、再会を喜んでいることがハッキリとわかります。
出典:YouTube
どれだけ月日が流れても、薄れないリンダさんとチンパンジーたちの絆。人間と動物という種族の違いはあれど、深い愛情を持っていれば、そこに垣根はないのでしょうね。
出典:YouTube