実験動物だったチンパンジー 18年後も恩人を覚えていた
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
環境活動家のリンダ・コーブナーさん。
彼女はまだ大学生だった頃、動物実験場で一生を過ごしてきた6頭のチンパンジーを解放する運動を行っていました。
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当時は実験が終わった動物は殺してしまうことが通例。リンダさんはその通例に意を唱え、実験動物として扱われていたチンパンジーが、保護地区で暮らせるよう懸命に働きかけました。
リンダさんの活動が実り、解放されたチンパンジーたち。しかし、生まれたときから囚われていたチンパンジーたちは、自然の中で生きていく術を知りません。
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リンダさんは毎日チンパンジーたちにエサをあげ、たくさんの時間を彼らと共に過ごしました。
やがて、リンダさんとチンパンジーに別れの時が。チンパンジーたちも、いつまでも人間からエサをもらって過ごすわけにはいきません。リンダさんは少しずつ自然に慣れてきていたチンパンジーたちの元を離れ、大学に戻りました。
それから18年の月日が経ち、再びチンパンジーたちの元を訪れたリンダさん。どれだけ時間が経っても、リンダさんはチンパンジーたちのことを忘れたことはなかったそうです。
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リンダさんが解放した6頭のうち、ドールとスウィングという名前の2頭がまだ生きていました。
長い月日が経っているし、もう忘れてしまっているだろう
そんな風に考えていたリンダさん。しかし、ドールとスウィングは、自分たちを助けてくれた恩人を忘れていませんでした。
リンダさんとチンパンジーの感動の再会シーン。18年の月日が、一瞬で埋まる姿に心が温まります。
リンダさんをやさしく抱きしめるドールとスウィング。言葉はなくとも、再会を喜んでいることがハッキリとわかります。
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どれだけ月日が流れても、薄れないリンダさんとチンパンジーたちの絆。人間と動物という種族の違いはあれど、深い愛情を持っていれば、そこに垣根はないのでしょうね。
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