車の暖房 燃費を悪化させない使い方は? プロの解説に「そうだったのか」 By - COLLY 公開:2025-01-17 更新:2025-01-17 節約 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 車のエアコンを使うと『燃費が悪くなる』ことは、車を運転する人であれば身をもって体験しているでしょう。 燃費を悪化させたくないからと暖房を我慢すると、手足が思うように動かなくなるだけでなく、運転にも集中できなくなります。 室内環境を整えながら燃費を保つには、暖房をどのように使えばいいのでしょうか。 車の修理、車検の専門店『カーコンビニ倶楽部』のウェブサイトでは、車の暖房の賢い使い方を紹介しています。 燃費への影響は車の種類で変わる ※写真はイメージ 車の種類は、大きく『エンジン車』『ハイブリッド車』『電気自動車』『燃料電池車』の4つに分けられます。 エンジン車はガソリン車やディーゼル車のようなエンジンを原動力とする車、ハイブリッド車はエンジンとモーターを組み合わせた車。 電気自動車はバッテリーとモーターで動かす車、燃料電池車は水素とモーターで動かす車です。 それぞれ冷房の仕組みは変わらないものの、暖房の仕組みは大きく変わります。 燃料に影響しないのは、車の排熱を利用するエンジン車、水素の化学反応による熱を利用する燃料電池車です。 一方、ハイブリッド車と電気自動車はモーターで暖かい空気を作るので、暖房を使うと燃料やバッテリー残量に影響が出てきます。 エンジン車とハイブリッド車は、それぞれの仕組みを理解した上で、最適な燃費対策を行うことが大切です。 車の暖房を賢く使う方法 まずは、エンジン車、ハイブリッド車ともに取り入れたい対策をカーコンビニ倶楽部のサイトから見てみましょう。 1.内気循環にする 効率よく車内を暖めるためには、外気を室内に取り入れる外気循環ではなく、内気循環にしておくことも大切です。 内気循環とは社内の空気を循環させる機能のことで、外気が遮断されるため空調の効率が上がるというメリットがあります。 カーコンビニ倶楽部 ーより引用 『内気循環』は、エアコンスイッチの周辺にある『車の中に折り返し矢印』が書かれたボタンです。 暖房を入れても車内が暖まるまでには時間がかかるので、内気循環で一気に暖め、車内が暖まってきたら外気導入に切り替えるようにしましょう。 外気が遮断され空調の効率が上がるため、冷房使用時の燃費悪化も抑えられます。 2.『A/Cボタン』を使用しない 車のエアコンと室内エアコンは仕組みが大きく異なります。『A/C』という表示から『冷暖房』と感じてしまうかもしれませんが、車の『A/C』は暖房機能を持ち合わせていません。 A/Cボタンを押すと、除湿と冷房機能が作動するため、基本的には冷房時のみ使用するものと考えてください。 オートエアコンは自動で『A/C』がオンになる場合もあるので、暖房を入れた時に『A/C』がオンになっていないか確認するようにしましょう。 3.シートヒーターを使う シートヒーターは、シートの座面を暖めてくれる機能です。 寒冷地仕様車やSUV、上級グレードであれば標準装備されていることもありますが、車種やグレードによってはオプション装備となるケースもあります。 エアコンに比べ消費電力が少ないので、ハイブリッド車に乗っている人は積極的に利用しましょう。 エンジン車のおすすめ対策は『エンジンが温まってから暖房を入れる』ことです。車に乗ってすぐに暖房を入れると冷たい風が出てくるので、かえって寒く感じてしまいます。 エンジン車は、メーターに表示される『水温警告灯』が消えてから暖房を入れるようにしましょう。 本記事で紹介した方法を実践し、車の暖房を賢く使ってみてください。 [文・構成/grape編集部] クリアファイルに付箋を入れて… できたものに「一石二鳥ですね!」付箋の意外な活用法を3つ、紹介していました。 着なくなった服を、母親に渡すと… 「オシャレすぎん?」「こうなりたい」『はる。』さんが、次女の服を譲り受けたとXにコメントし、コーディネートを投稿。鮮やかな着こなしが話題になりました。 出典 カーコンビニ倶楽部 Share Post LINE はてな コメント
車のエアコンを使うと『燃費が悪くなる』ことは、車を運転する人であれば身をもって体験しているでしょう。
燃費を悪化させたくないからと暖房を我慢すると、手足が思うように動かなくなるだけでなく、運転にも集中できなくなります。
室内環境を整えながら燃費を保つには、暖房をどのように使えばいいのでしょうか。
車の修理、車検の専門店『カーコンビニ倶楽部』のウェブサイトでは、車の暖房の賢い使い方を紹介しています。
燃費への影響は車の種類で変わる
※写真はイメージ
車の種類は、大きく『エンジン車』『ハイブリッド車』『電気自動車』『燃料電池車』の4つに分けられます。
エンジン車はガソリン車やディーゼル車のようなエンジンを原動力とする車、ハイブリッド車はエンジンとモーターを組み合わせた車。
電気自動車はバッテリーとモーターで動かす車、燃料電池車は水素とモーターで動かす車です。
それぞれ冷房の仕組みは変わらないものの、暖房の仕組みは大きく変わります。
燃料に影響しないのは、車の排熱を利用するエンジン車、水素の化学反応による熱を利用する燃料電池車です。
一方、ハイブリッド車と電気自動車はモーターで暖かい空気を作るので、暖房を使うと燃料やバッテリー残量に影響が出てきます。
エンジン車とハイブリッド車は、それぞれの仕組みを理解した上で、最適な燃費対策を行うことが大切です。
車の暖房を賢く使う方法
まずは、エンジン車、ハイブリッド車ともに取り入れたい対策をカーコンビニ倶楽部のサイトから見てみましょう。
1.内気循環にする
『内気循環』は、エアコンスイッチの周辺にある『車の中に折り返し矢印』が書かれたボタンです。
暖房を入れても車内が暖まるまでには時間がかかるので、内気循環で一気に暖め、車内が暖まってきたら外気導入に切り替えるようにしましょう。
外気が遮断され空調の効率が上がるため、冷房使用時の燃費悪化も抑えられます。
2.『A/Cボタン』を使用しない
車のエアコンと室内エアコンは仕組みが大きく異なります。『A/C』という表示から『冷暖房』と感じてしまうかもしれませんが、車の『A/C』は暖房機能を持ち合わせていません。
A/Cボタンを押すと、除湿と冷房機能が作動するため、基本的には冷房時のみ使用するものと考えてください。
オートエアコンは自動で『A/C』がオンになる場合もあるので、暖房を入れた時に『A/C』がオンになっていないか確認するようにしましょう。
3.シートヒーターを使う
シートヒーターは、シートの座面を暖めてくれる機能です。
寒冷地仕様車やSUV、上級グレードであれば標準装備されていることもありますが、車種やグレードによってはオプション装備となるケースもあります。
エアコンに比べ消費電力が少ないので、ハイブリッド車に乗っている人は積極的に利用しましょう。
エンジン車のおすすめ対策は『エンジンが温まってから暖房を入れる』ことです。車に乗ってすぐに暖房を入れると冷たい風が出てくるので、かえって寒く感じてしまいます。
エンジン車は、メーターに表示される『水温警告灯』が消えてから暖房を入れるようにしましょう。
本記事で紹介した方法を実践し、車の暖房を賢く使ってみてください。
[文・構成/grape編集部]