飼い主に捨てられた犬 その『理由』に「理解できない」「目が悲しんでる」
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動物保護施設には、さまざまな理由によって飼い主が手放したペットが預けられます。
どうしても世話ができないなど、やむを得ない事情もあれば、「なぜそんなことで？」と首をかしげたくなる理由もあるといいます。
３歳の犬が捨てられた理由は…
アメリカのフロリダ州にある『ブロワード郡ヒューメイン・ソサエティ』がTikTokで紹介した１匹の犬の動画に注目が集まりました。
元保護犬のヴァレンティーナちゃんは一度は里親が決まったものの、施設に返されてしまったのだそう。
動画には「この子はなぜ自分が返されたのか分かっていません」とキャプションが添えられていて、カメラを見つめるヴァレンティーナちゃんの表情は悲しそうに見えます。
好奇心旺盛な３歳のヴァレンティーナちゃんが飼い主に捨てられたのは、耳を疑うような理由でした。
それは…「同居する猫に興味を持ちすぎたから」。
『ブロワード郡ヒューメイン・ソサエティ』が「胸が張り裂けるような話です」と動画を公開すると、ヴァレンティーナちゃんへの同情の声が殺到しました。
・この犬の目を見れば、どれほど悲しんでいるのかが分かる。
・かわいそうに。この犬は何も悪くないのに。
・この犬と同じように、私も理解できない！どうしてそんな理由で犬を捨てるの？
この動画は２００万回以上再生され、「ヴァレンティーナちゃんの里親になりたい」という人が続々と現れたのだとか。
そして最初の動画の公開から約２週間後、ヴァレンティーナちゃんに新しい家族ができたのです！
複数のペットを飼う場合、ペット同士が仲よくなれるかは大事なことです。
ただヴァレンティーナちゃんの場合、決して猫と仲が悪いわけではなく、単に「興味を持ちすぎた」のが理由とのこと。
一緒に暮らしている家族に捨てられた犬は、状況が理解できず混乱し、心が傷付くはずです。
施設に戻されたヴァレンティーナちゃんの気持ちを想像すると胸が張り裂けそうになります。
ヴァレンティーナちゃんの傷付いた心が、新しい家族からの愛情で癒されていくといいですね。
[文・構成／grape編集部]