馬に乗って山火事から避難する少女 その『理由』に「信じられない」 By - grape編集部 公開:2025-02-26 更新:2025-04-24 アメリカ動画火災災害親子馬 Share Post LINE はてな コメント 出典:walkerhorsefarms 2025年1月7日、アメリカのロサンゼルス沿岸部にある、パシフィック・パリセーズ地区で山火事が発生。 火はまたたく間に燃え広がり、周辺一帯に避難命令が出されました。 パシフィックパリセーズから近いトパンガ地区にある牧場『ウォーカー・ホース・ファームズ』(walkerhorsefarms)にも危険が迫り、急いで馬たちをトレーラーに乗せて避難させることにします。 ところが、ソブリンティくんという馬だけが、怖がってトレーラーに乗ってくれなかったのだそう。 「ソブリンティを置いていくわけにはいかない」 その場にいた16歳の馬術選手のカリーナ・フェドロウィッツさんは、自らがソブリンティくんに乗って山を下りることにしたのです。 しかしすでに火の手は近くまで迫っていて、途中の道での安全は保障されておらず、カリーナさん自身にも命の危険が伴う状況。 カリーナさんの父親が車で後ろからついて行き、娘さんの雄姿を撮影していました。 同牧場が投稿した、実際の映像をご覧ください。 ※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る Tamara Walker(@walkerhorsefarms)がシェアした投稿 近くの山が激しく燃えている様子を横目に、焼け焦げた車や倒れた電柱などを避けながら、煙が立ち込める道を下るカリーナさん。 乗馬が難しい場所では降りて、ソブリンティくんと一緒に歩く姿も映っています。 こうしてカリーナさんたちは約22kmもの距離を下り、無事に目的地にたどり着いたのです。 実はソブリンティくんはカリーナさんの馬ではありません。 カリーナさんの愛馬は『ウォーカー・ホース・ファームズ』で暮らしているため、彼女は幼い頃からソブリンティくんをよく知っていて、馬主さんとも長い付き合いなのだとか。 だからこそ、ソブリンティくんはカリーナさんを信頼して一緒に歩き進めることができたのでしょう。 この動画は感動を呼び、特に乗馬経験がある人たちからカリーナさんを称賛する声が上がりました。 ・あなたは本当に勇敢だ。感動して泣いてしまった。 ・私は30年以上乗馬をしていますが、その状況で馬に乗るにはとてつもないスキルと勇気が必要です。あなたは素晴らしいライダーだ。 ・お父さんはあなたをとても誇りに思っているに違いない。 馬は風や音、煙、車などを怖がるため、道路を歩き慣れていない馬にこれほど長い時間乗れるのは信じられないことなのだそう。 カリーナさんがソブリンティくんの不安を敏感に感じとりながら歩いたことで、ソブリンティくんは落ち着いていられたのかもしれません。 パシフィックパリセーズ地区の火災は甚大な被害をもたらしましたが、心温まる出来事も報道されています。 ソブリンティくんを救ったカリーナさんの勇気ある行動はその1つとして、人々の心に刻まれることでしょう。 [文・構成/grape編集部] 置き配指定のはずが、なぜか『不在票』 確認してみると…置き配なのに『不在票』が入っていて?その理由に「配慮をありがとうございます」 配達員の『接客態度』を本社に伝えた女性 ポストに投函されていたのは…佐川急便の配達員から感じのよい接客を受けた女性。サイトで報告すると、後日投函されていた不在通知に「お褒めいただきありがとうございます」とメッセージが書かれていました。 出典 walkerhorsefarms Share Post LINE はてな コメント
2025年1月7日、アメリカのロサンゼルス沿岸部にある、パシフィック・パリセーズ地区で山火事が発生。
火はまたたく間に燃え広がり、周辺一帯に避難命令が出されました。
パシフィックパリセーズから近いトパンガ地区にある牧場『ウォーカー・ホース・ファームズ』(walkerhorsefarms)にも危険が迫り、急いで馬たちをトレーラーに乗せて避難させることにします。
ところが、ソブリンティくんという馬だけが、怖がってトレーラーに乗ってくれなかったのだそう。
「ソブリンティを置いていくわけにはいかない」
その場にいた16歳の馬術選手のカリーナ・フェドロウィッツさんは、自らがソブリンティくんに乗って山を下りることにしたのです。
しかしすでに火の手は近くまで迫っていて、途中の道での安全は保障されておらず、カリーナさん自身にも命の危険が伴う状況。
カリーナさんの父親が車で後ろからついて行き、娘さんの雄姿を撮影していました。
同牧場が投稿した、実際の映像をご覧ください。
※動画はInstagram上で再生できます。
近くの山が激しく燃えている様子を横目に、焼け焦げた車や倒れた電柱などを避けながら、煙が立ち込める道を下るカリーナさん。
乗馬が難しい場所では降りて、ソブリンティくんと一緒に歩く姿も映っています。
こうしてカリーナさんたちは約22kmもの距離を下り、無事に目的地にたどり着いたのです。
実はソブリンティくんはカリーナさんの馬ではありません。
カリーナさんの愛馬は『ウォーカー・ホース・ファームズ』で暮らしているため、彼女は幼い頃からソブリンティくんをよく知っていて、馬主さんとも長い付き合いなのだとか。
だからこそ、ソブリンティくんはカリーナさんを信頼して一緒に歩き進めることができたのでしょう。
この動画は感動を呼び、特に乗馬経験がある人たちからカリーナさんを称賛する声が上がりました。
・あなたは本当に勇敢だ。感動して泣いてしまった。
・私は30年以上乗馬をしていますが、その状況で馬に乗るにはとてつもないスキルと勇気が必要です。あなたは素晴らしいライダーだ。
・お父さんはあなたをとても誇りに思っているに違いない。
馬は風や音、煙、車などを怖がるため、道路を歩き慣れていない馬にこれほど長い時間乗れるのは信じられないことなのだそう。
カリーナさんがソブリンティくんの不安を敏感に感じとりながら歩いたことで、ソブリンティくんは落ち着いていられたのかもしれません。
パシフィックパリセーズ地区の火災は甚大な被害をもたらしましたが、心温まる出来事も報道されています。
ソブリンティくんを救ったカリーナさんの勇気ある行動はその1つとして、人々の心に刻まれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]