「10人に1人の選択肢」が犬や猫を救う 殺処分ゼロのために私たちにできること
公開: 更新:


約5000本の『花桃』が咲き誇り… 絶景に「現世とは思えない」2025年4月1日、フォトグラファーのAyuMi(@a_yumi0425)さんは、Xに『花桃』の絶景を収めた写真を投稿しました。「長野県には桃源郷があります」というコメントとともに、公開された1枚がこちらです。

乳離れができない3匹の子猫、母猫を見ると… 「吹き出した」「お疲れ様です」2024年10月末に、1匹の母猫と3匹の子猫を保護した、飼い主(@matsutake_cat)さん。およそ生後5か月が経った、2025年4月6日に投稿された1枚には、体が大きく成長した3匹の姿がありました。しかし、心はまだまだ赤ちゃんのようで…。
日本では、年間に何頭ぐらいの犬や猫が殺処分をされているか、想像できますか?
101,338頭
環境省によると平成26年、年間にこれだけの犬と猫が殺処分されたそうです。平成16年の殺処分頭数394,799からは毎年、確実に減少してはいますが、それでも年間に十万頭以上の犬や猫が殺処分されています。
小さな命を救うための団体
この現状に対し、「小さな命を救うにはどうすべきか」を考え、活動している団体があります。それが「10人に1人の選択肢」をキャッチフレーズに、殺処分ゼロを目指す保健所犬猫応援団です。
分かりやすく言うと「ペットを飼おうと思っている10人に1人が、保健所から犬や猫を譲り受ければ、計算上、殺処分をされる犬や猫がゼロになるかもしれない」というもの。
そして、この取り組みをより多くの人に知ってもらうため、保健所犬猫応援団はメッセージ性の強い画像をFacebookに投稿し続けています。
「10人に1人の選択肢」で殺処分をゼロに
どれだけの時を一緒に過ごしてきましたか?
明日の命を繋ぐ確実な方法
人類の大切なパートナー
人の力が必要です
我が家に帰りますか!
直接的なメッセージと、犬や猫の生命力を感じる画像が心に響きます。
欧米では一般的だと言われる、保健所からの犬や猫の譲り受け。日本でも少しずつ浸透していき、それが犬や猫の殺処分ゼロに繋がることを願います。
保健所犬猫応援団