「ピットブルをこの街で飼うことは許されない」ある男性の必死の願い
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
アメリカのミシガン州にある動物シェルターのFacebookに投稿された一枚の幸せな写真。写っているのはこのシェルターで約100日もの間、新しい家族との出会いを待っていた犬・ディギーと、彼の里親になったダンさんの笑顔の2ショットです。
この最高にハッピーな写真はたくさんの人たちにシェアされ、さまざまなメディアでも取り上げられるほど話題になりました。
ところがこの写真がきっかけで、ダンさんとディギーの新しい生活は予想外の展開を迎えることになったのです。
この町でディギーを飼うことは許されない
ディギーの里親になった数日後、ダンさんは警察から連絡を受けました。そして、この写真を見たという警察官は、「ディギーの外見から判断すると彼の犬種はピットブルであり、ピットブルを所有することは市の条例で禁止されている。」と告げたのです。
ディギーを飼うことは許されない、と言われたダンさんは警察の通告を受け入れました。しかし彼の決断はディギーを手放すことではなかったのです。
住み慣れた町から退去を命じられる
ダンさんはディギーを連れて住み慣れた町を出ようと決めました。ディギーが長い間保護されていたシェルターのスタッフはこのことを知り、「ディギーはピットブルではなくアメリカンブルドッグに分類される」と、警察に説得を試みたそうです。
さらにこの話は、世間でピットブルが危険な犬であると決めつけられ差別されているという問題を、多くの人たちに提起することになりました。また、ダンさんはこれをきっかけに、住んでいる市の条例を変更を求めて嘆願書を提出するための署名運動を始めました。
ピットブルは闘犬の一種であるため力が強く、時に攻撃的になり、人間を傷つける可能性があります。事実、ピットブルによって人の死亡事故も起きているのです。そのためアメリカでは市や群によって、ピットブルの所有を禁止しているところがあります。
しかし、ピットブルは本来は我慢強く、飼い主に対して忠誠心と服従心が強い性格だとも言われています。実際にペットとして可愛がられているピットブルも多く存在します。
ピットブルとして生まれてきただけで差別される…あなたはこの問題をどう考えますか。