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素材が変わると使いやすさも変わる! 企業が教える「食器用スポンジ」の選び方

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

食器用スポンジの形や素材、大きさ、色は種類がさまざま。値段も製品によって変わるので、どれを買おうか悩む人もいるのではないでしょうか。

にぎりやすさを重視する人は大きさや形が最優先項目ですが、水切れや泡立ちのよさ、洗浄力の高さを重視する場合は『素材』で選ぶことが大切です。

クリーニングや衣類保管などの事業を手がける、株式会社大和屋が運営するヤマトヤクリーニングのウェブサイトから、食器用スポンジの種類と特徴を紹介します。

食器用スポンジの素材は大きく分けて5つ

さまざまな色や形の食器用スポンジを無造作に置いた写真

※写真はイメージ

食器用スポンジは、素材によって使いやすさが変わります。

どこに使いやすさを感じるかは人それぞれなので、自分が求める『理想のスポンジ』を見極めることがスポンジ選びの第一歩です。

1.ウレタン製

小さな穴が空いた昔ながらのスポンジで、気泡が細かいタイプと粗いタイプの2種類。気泡が細かいタイプは泡持ちがよく、気泡が粗いタイプは速乾性があります。

洗剤や空気をよく吸収してしっかり泡立ち、自由自在に形を変化させられるので、食器のすみずみまできれいに洗えます。

ヤマトヤクリーニング ーより引用

2.セルロース製

天然由来の『セルロース』で作られているスポンジです。吸水性と柔軟性が高く、食器や調理器具を傷付けにくい特徴があります。

ウレタン製のようにやわらかく水切れもよいため、日常の食器洗いにも適しています。

プラスチックを使っていないセルロース製スポンジは、処分時の環境負荷が少ないことも特徴です。SDGsへの貢献にもつながるでしょう。

3.不織布製

化学繊維を何重にも絡ませた、布製のスポンジです。耐久性が強いにもかかわらずやわらかく、頑固な汚れもしっかり落とせます。

不織布製のスポンジは研磨剤があるものとないものとがあり、研磨剤あるタイプは焦げ付きや油汚れの洗浄におすすめです。

研磨剤がないタイプは、ガラス製の食器やシンクの洗浄に適しています。

調理器具や食器の材質に合わせて使い分けるとよいでしょう。

4.マイクロファイバー製

極細の化学繊維『マイクロファイバー』で作られたスポンジです。やわらかいので手になじみやすく、デリケートな食器の洗浄にも向いています。

繊維が汚れのすき間に入り込んでかき出すため、軽い汚れなら洗剤を使わなくても落とせるでしょう。

5.メラミン製

キッチンにあるメラミンスポンジ

※写真はイメージ

『メラミン樹脂』を原材料とした『メラミンフォーム』で作られたスポンジです。これまでのスポンジとは違い、こすり落とすのではなく『削り落とす』という特徴があります。

水でぬらすだけで汚れを落とせるので、洗剤は不要です。一方で、削り落とすことから洗うものの素材によっては傷を付けてしまう場合もあります。

デリケートな素材やコーティングがされている調理器具に使用する場合は注意しましょう。

ヤマトヤクリーニング ーより引用

食器用スポンジとひと口にいっても、素材により特徴はさまざまです。

「不満はないけど物足りなさもある」という人は、今使っているスポンジと異なる素材のスポンジに変えてみてはいかがでしょうか。

また、異なる素材を組み合わせたスポンジも増えています。気になる素材が複数ある場合は、ハイブリッド型のスポンジも検討してみましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ヤマトヤクリーニング

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