キュウリに強い苦味を感じたら… 自治体の注意喚起に「これは怖い」「気をつけます」
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- 出典
- 和歌山県






元気に生きていくために、食事は欠かせません。
食事は、単にお腹を満たすだけでなく、心や身体に必要な栄養を届けることで、私たちの毎日を支えてくれているのです。
しかし、身体に取り入れるものだからこそ、正しい知識や情報を持っていなければ、かえって逆効果になることもあります。
ウリ科の野菜や植物、苦みを感じたら…
キュウリやズッキーニ、カボチャ、メロンなどの、ウリ科の野菜や植物。
どれもスーパーマーケットなどで手軽に買えるため、冷蔵庫にストックしている人も多いでしょう。
そんなウリ科の植物は、『観賞用』として出回っているものもあり、これらには苦み成分の『ククルビタシン類』が含まれていることがあるのだとか。
『ククルビタシン類』を多量に摂取すると、腹痛や下痢などの食中毒を起こす恐れがあるといいます。
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食用のウリ科の植物は、品種改良により『ククルビタシン類』がほとんど含まれていません。しかし、ごくまれに、観賞用のものと交雑してしまうことも…。
そのため、観賞用のウリ科植物は絶対に口にしないことはもちろん、食用のウリ科植物であっても、苦味が強すぎる場合は食べない、調理前に軽く味見をするなど、万が一に備えた注意が必要です。
ちなみに、ウリ科であるゴーヤの苦味成分は『ククルビタシン類』ではなく、『モモルジシン』と呼ばれる成分であり、これには食中毒を引き起こす作用はないとされています。
各自治体が注意を呼びかけいる、苦味のあるウリ科の植物。ネット上でも「これは怖い」「よく食べるので、気を付けます」といったコメントが上がっていました。
身近な野菜や果物だからこそ、つい油断しがちですが、ちょっとでも違和感を感じたら食べないようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]