シリコン製キッチン用品のベタつき、どうしてる? 漬け置きすると… 「スッキリ」
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耐熱性や柔軟性に優れているシリコン素材は、キッチン用品に多く使われています。
しかし、長い期間使っていると、ベタつきが気になることはありませんか。
本記事では、にも(nimo130_kurashi)さんのInstagramから、シリコン製品のベタつきを取るためのアイディアを紹介します。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
シリコン製品のお手入れには、重曹と酢
にもさんがInstagramで紹介しているのは、キッチンにあるものを使って、シリコンのベタつきをすっきり落とす方法です。
「毎回きちんと洗っているはずなのに、なぜかベタついてしまう…」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
使用するのは、100円ショップでも購入できる『重曹』と『酢』です。
まずはボウルに1ℓのお湯を入れます。
ベタつきが気になるシリコン製品を浸しましょう。
にもさんはシリコンスプーンやフライ返しのほか、お弁当用に便利なカップも投入していました。
そこに重曹を大さじ1杯ぶん加えてください。
酢も大さじ1杯加えましょう。重曹と酢が合わさったことで中和反応が起き、ジュワッと泡立つのが分かります。
そのまま1時間ほど放置しましょう。
あとは、流水で洗えばお手入れ完了です。
見た目はあまり変わりませんが、実際に触ってみると変化が分かるでしょう。
ベタつき予防もできる
そもそもシリコン製品がベタつくようになるのは、『加水分解』が起こるためです。
水分や皮脂などに触れて起こる化学反応によって、シリコン製品に含まれる物質が変化し、表面に粘性のある物質が新たに生成されます。
このベタベタした物質を取り除くことが、サラサラの手触りを復活させるポイントです。
重曹と酢は、汚れを分解して浮かせる効果が期待できるため、ベタつきのもとや残った汚れを除去するのに役立ちます。
また、重曹には加水分解を促進する効果があるといわれており、お手入れ後に再度ベタつくまでの時間を長くできるというメリットもあるのだとか。
にもさんが紹介しているお手入れ方法なら、重曹と酢を加えたお湯に調理器具を浸けるだけでいいので非常に手軽です。
賞味期限が切れてしまった酢がある場合は、すぐに捨てるのではなくお手入れに活用してみるのもいいでしょう。
重曹と酢を使った方法で、キッチンにあるシリコン製品をきれいにしてみてください。
[文・構成/grape編集部]