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無理やり戦わされてきた闘犬 子猫と出会い『愛する喜び』を知る

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:YouTube

犬を戦わせ、勝敗で賭博をする『闘犬競技』。繁殖させた犬たちを、体がボロボロになるまで無理やり戦わせる悪質なものです。

現在は動物虐待として重犯罪に指定されていますが、悲しいことにそれでも止めない人間がいます。

画像はイメージです

アメリカも、闘犬競技は全州で禁止している国のひとつ。

しかし、闘犬賭博は人目につかないところで行われています。無理やり闘犬として戦わされ、ボロボロになった犬が絶えないのが現実です。

愛されたことのない闘犬が、出会ったのは…。

アメリカの有名アメフト選手も、闘犬賭博で検挙されました。2007年のある日、その選手の家をベストフレンズ動物協会が訪れます。

敷地内には50匹以上の闘犬が捕らえられており、彼らは全員ボロボロの身体をしていました。

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そこで保護された闘犬の中の1匹が、ピットブルのチェリーでした。保護された当時のチェリーは、日々の闘犬賭博によって心身共にひどく傷ついていたそうです。

愛されたことが一度もなく、心を閉ざしていたチェリー。しかし、ベストフレンズ動物協会の尽力の甲斐があり、チェリーは少しずつ心を開くようになりました。

保護から3年後、里親が決まったチェリー

2010年、元気な体を取り戻したチェリーは新しい家族の元へ行くことになりました。優しい家族の元で、彼は2匹の子猫と出会います。

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つらい過去のせいで、『愛する』ということを知らなかったチェリー。しかし、子猫たちに出会ってわが子のように愛するようになりました。

やんちゃな子猫たちの面倒を見たり、毛づくろいをしてあげたり、一緒に遊んであげたり…。その姿は、まるで本当の親子のようです。

「チェリーは、心の底から子猫たちを愛しています。
3匹で遊んでいると、本当に楽しそうな表情をするんです」

飼い主であるポールさんは、そうコメントします。今では、毎日子猫たちと駆け回ったり、プールで泳いだりするのが習慣なんだそうです。

暗い檻の中で育ち、毎日人間の私利私欲のために戦わされていたチェリー。しかし彼は、動物協会の職員さんや飼い主さん、わが子のような子猫たちに会うことで愛の温かさを知ることができました。

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チェリーはこれから、暖かい陽の下で大好きな存在とずっと一緒に生きていけることでしょう。つらい道を歩んできたぶん、たくさん幸せになってください。

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