スポーツマンシップもワールドクラス! 敗北したチームを気遣うバルサの選手に絶賛の声
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2016年8月29日、都内で行われたU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016。
日本で言えば、小学生年代のチーム同士が対戦するこの大会の決勝戦はFCバルセロナ・インファンティルB(以下、バルセロナ)と大宮アルディージャジュニア(以下、大宮)が対戦し、1-0でバルセロナが勝利しました。
その試合終了後のバルセロナの選手たちの振る舞いが大きな注目を集めています。
相手をリスペクトするバルセロナの選手たち
育成年代とは言え、世界最高峰のクラブと接戦を演じた大宮には大きな拍手が贈られましたが、選手たちは悔しくて悔しくて仕方がないといった様子。
ピッチにうずくまり、中には立ち上がることができない選手もいました。
そんな大宮の選手たちを見たバルセロナの選手たちは、悔しがる選手たちに手を差し伸べ、健闘を称えます。
この素晴らしい光景を捉えた動画も公開されています。
アンダー12と言えば、小学生年代の選手たちですが、既に大人と変わらぬ振る舞いに、多くの称賛が寄せられています。
表彰式では大宮の選手たちのために花道を作ります。
寮生活でサッカーだけでなく人間教育も行う
バルセロナの下部組織に所属すると、マシアと呼ばれる寮で生活をすることになります。
そこでは、サッカーのトレーニングを行うのは当然ですが、学校での勉強や人として大切な考え方や常識、マナーなども教えているそうです。
そこで「相手をリスペクトすることの大切さ」もしっかり教育されると言います。
サッカーはコンタクトスポーツなので、試合では激しくぶつかり、時に怒鳴り合うこともあります。しかし、「試合が終われば、結果に関わらず、互いの健闘を称え合う」というスポーツマンシップを、この年代で完全に身に着けているというのは驚きです。
技術や戦術などだけではなく、日本サッカーが世界のトップクラスのクラブから学ぶべきことは、こういう部分にもあるのかもしれません。