旅先で、カザフ人がヒツジを川に投げてた!→実は、こんな理由があったんです
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

なんの変哲もない茂みに吠える犬 気になって見に行くと…?友人の犬が、庭で謎の反応。茂みの中を確認してみると…!
モンゴルの最西端に位置する、バヤンウルギー県。県の95%以上が標高1600m以上であり、万年雪や氷河に覆われている山が多く存在します。
ここで生活しているのが、牧畜民であるカザフ人。
古来より動物と共存してきた彼らは、イヌワシを使って狩りをしたり、馬に乗って野を駆けたり…と、大地の恵みを大切にして生きています。
カザフ人が羊を投げるのは、こんな理由があった!
2014年、ウルギー県アルタイ郡に訪れた廣田千恵子さん(@Chieko_SHAGAA)。カザフ人のヒツジの毛刈りを見ようとしていると、彼らは子羊たちを川へ集め始めました。
すると次の瞬間…カザフ人は川にヒツジを投げ始めたのです!
出典:@Chieko_SHAGAA
出典:@Chieko_SHAGAA
そう、これはカザフ人特有のヒツジの丸洗い方法!
その後、わずか1時間半で150頭のヒツジを洗い終えたそうです。きっとこれは、何百頭もの羊を連れているカザフ人が長年かけてあみだした、『最も効率の良い洗い方』なのでしょう。
上記にもあるように、カザフ人は長い間動物たちと共存してきた民族。ヒツジのことを知り尽くしている彼らだからこそ、こういったワイルドな洗い方ができるのです。
もちろんヒツジの安全を考え、この洗い方は決して他の人たちにはさせません。大切なヒツジが怪我をするだなんて、もってのほか!
それにしても、投げられている時のヒツジのポーズや表情が可愛らしいですね。川から戻ってきているヒツジの、スッキリしたような表情もじわじわきます…。
自ら川に飛び込む子もいるそうですし、もしかしたら人間でいうお風呂みたいな気持ちなのかもしれません。