自殺が多い『東尋坊』 ポケモンGOで人が集まり、自殺者ゼロに
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
福井県にある『東尋坊』。天然記念物や名勝として国から指定されている一方で、自殺の名所としても知られており、毎年十数人の自殺者を出しています。
そんな東尋坊の様子が、2016年7月下旬から一変!スマホゲーム「ポケモンGO」がリリースされ、レアなポケモンが東尋坊に出現したとの情報があり、人が集まり始めたのです。
その結果、自殺を思いとどまる人が増え、結果的に8月の自殺者がゼロになりました。
自殺防止のためのパトロールをしている茂 幸雄さんによると、「ポケモンやっている人が巡回してくれる。自殺はダメなんだと思い直す良い機会になるのでは」とのこと。
これは良い話!
「歩きスマホの原因になる」などと言われているポケモンGOですが、これはとても素晴らしいこと。プレイヤーの方が巡回してくださるのはありがたいですが、くれぐれもポケモンに夢中になりすぎて、落下などしないよう気を付けてくださいね。