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天才バッハ一世一代の大仕掛け! この曲に隠された秘密に驚く

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:YouTube

「音楽の父」と呼ばれる作曲家、J・S・バッハ(1685-1750)。西洋音楽の基礎を築きあげた偉大な音楽家ですが、とても変わった曲も作っています。

ここでご紹介する動画は、彼が作った「蟹のフーガ」という曲に隠された驚愕の仕掛けを解説しています。

  • まず動画をスタートさせると、一つのメロディが流れます。
  • 次に、このメロディを逆から弾いても音楽として成り立っていることがわかります。
  • そして、もとのメロディと逆から弾いたメロディを同時に演奏しても曲になっています! これが「蟹のフーガ」です。
  • つまり一つのメロディをメビウスの輪のようにつなぎ合わせ、両方向に演奏していくと音楽になるんです!

圧倒的な技巧ですね! この曲の正式名称は「二声の逆行カノン」といい、バッハがフリードリヒ大王からテーマとして与えられた数小節の旋律を元に作ったそうです。

バッハは「対位法」という作曲技法を重んじました。これは複数の旋律を独立性を損ねることなく、かつ調和させながら重ねていく技法です。だからこういった驚くべき作品が作れたのかもしれませんね。さすが音楽の父です!

出典
J.S. Bach - Crab Canon on a Mobius Strip

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