ノーベル賞受賞も、連絡に応じないボブ・ディランは「無礼で傲慢」 しかし、実は続きがあった!
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- 出典
- SVT/@84_16Blues/@cQ_Q
2016年のノーベル文学賞を受賞したミュージシャンのボブ・ディラン。
2016年のノーベル文学賞を受賞しましたが、受賞の連絡に対して反応せず、沈黙を貫いています。
また、本人の公式Webサイトに掲載されていた「ノーベル文学賞受賞」の文言が、2016年10月21日までに削除されるなど、「受賞を辞退するのでは」といった憶測も。
そんな中、同賞を選考したノーベル委員長で作家のペール・ベストベリィさんが「ボブ・ディランは無礼で怠慢だ」と語ったことが多くのメディアで報じされました。
この言葉は確かにベストベリィさんが語ったものですが、実はこのコメントには続きがあったのです。
ボブ・ディラン批判ではない発言の真意
多くのメディアで報じられたこの発言は、ベストベリィさんがスウェーデン公共放送SVTのインタビューに応じた時のもの。
「ボブ・ディランの振る舞いは無礼で、傲慢だ」
確かに、このような発言をしています。
しかし、ベストベリィさんは次のように続けました。
「でも、それがボブ・ディランという人間だ」
「この事態を予想してはいなかったが、彼は気難しいようだから驚きはなかったよ」
「我々は待つ。
彼が何と言おうと、彼が受賞者だ」
「これは特殊な状況。
もしかしたら、彼は式典ぎりぎりまで返事を引き延ばすかもしれないね」
この発言を見る限り、ベストベリィさんにボブ・ディランを批判する意図はなく、むしろボブ・ディランのやり方を尊重しているように感じます。
刺激的な発言が抽出されて、独り歩きをしてしまったのかもしれません。
TwitterなどのSNSでも、このベストベリィさんをポジティブに受け止めるコメントが多く寄せられています。
ノーベル賞の授賞式は例年通り、12月10日にスウェーデンのストックホルムで行われます。
それにまでに、ボブ・ディランがどのような対応をとるのか…注目が集まります。