「こいつ痴漢だ!」の一言から始まった地獄の日々 『えん罪』に苦しんだ男性の物語
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
誰も信じてくれない
警察署の取り調べ室に連れて行かれたキヨシさん。
サングラスにマスクをした刑事から「お前がやったんだろ!」と犯人に決めつけられ、調書にも「自分が痴漢をやりました」と嘘を書かれ、何度も訂正させたといいます。
やがて取り調べが終わり、手錠をかけられたキヨシさんを待っていたのは、3ヶ月の留置所生活。
※画像はイメージです
奥さんはキヨシさんのことを信じ、毎日のように面会にきてくれたそうです。
キヨシさんを捕まえた女性の言い分と、キヨシさんの言い分に大きな食い違いが見られたため、すぐ釈放されると信じて疑わなかった二人。
しかし、結果は起訴。裁判にかけられることになったのです。
痴漢で起訴されると、99.8%が『有罪判決』がくだされるといいます。
※画像はイメージです
起訴を告げられた時のキヨシさんは、「本当に頭をバットで殴られたような衝撃で、目の前が白みました」と語っています。
その後、会社も自主退職に追い込まれたキヨシさん。そんな状況になってもまだ小さい子どもの養育費、マイホームのローン、高額な裁判の費用などを支払わねばならず、困窮する毎日。
キヨシさんと奥さんは日に日に消耗していき、精神を病むほどになってしまったそうです。
長男の首に手を