スポーツアナ松本秀夫、川崎球場で『10・19』の思い出を当時の選手と振り返る! By - grape編集部 公開:2017-01-27 更新:2017-05-04 アナウンサーニッポン放送松本秀夫 Share Post LINE はてな コメント 初めまして、東京・有楽町にあるラジオ局『ニッポン放送』のスポーツアナウンサーとして野球シーズン中は、主にナイター実況を担当する『松本秀夫』です。 突然ですが、野球ファンの方々の中で『川崎球場』をご存知という方はどれくらいいらっしゃるでしょうか? 1957年から77年までは大洋ホエールズ(現在のDeNA ベイスターズ)が、78年から91年まではロッテオリオンズ(現在の千葉ロッテマリーンズ)がフランチャイズとして使用、2000年以降、大改修とともにアメフトの利用がメインとなり、2014年からは「富士通スタジアム川崎」と改称されました。 その富士通スタジアムで2017年1月28日土曜日、あるイベントが行われるのです…。 私・松本にとって川崎球場は、スポーツアナウンサーになりたての80年代後半、修行の場でした。たとえばロッテ対南海戦のように、中継はしていない試合の経過を会社に送ることで実況の練習をした、思い出深い球場。 ストライクとボールを言い間違えようものならスタンドから「違うだろ!」ってヤジが飛んでくる。ガラガラだから声が通っちゃうんですよ(笑) それがアメフト用のスタジアムになって形状はすっかり様変わり。客席は内外野ではなく正面とバックスタンドになり、人工芝の敷き詰められたグラウンドにはヤード表示のペイントが施され、なにより両サイドにそびえ立つゴールポストが、ここはもう「球場」ではないことを雄弁に物語っています。 しかし知る人ぞ知る、この富士通スタジアムにはいまでも、川崎球場の面影が随所に残っているんです。 古びた照明灯はあの頃のまま。外野フェンスも一部は残っており、上塗りしたペイントの下地にうっすらとかつてのスポンサー名が浮かび上がります。さらには、狭くてホームランが出すぎるからと外野フェンスの上に設けられた高さ3メートル以上の金網も雑草が絡みついた状態で残っている! まさにオールドファンにとっては思い出の玉手箱とでも言うべき富士通スタジアムですが、現在の管理は富士通が出資するフロンターレ川崎の職員の方々が行っています。そして彼らの「川崎球場の思い出を語り継ごう」という意志がひとつのイベントの形で実を結びました。 「10・19を中心に川崎球場の思い出を振り返る」 1988年10月19日、川崎球場で行われたダブルヘッダーロッテ対近鉄戦は、近鉄が2勝すれば西武を逆転して優勝するという重要な試合。ふだん空席の目立つ川崎球場は3万人という超満員の観衆を飲み込み空前の盛り上がりを見せました。 そしてこの2試合で両チームは球史に刻まれる死闘を演じたのです…。 (ロッテー近鉄:ダブルヘッダーの2試合目 )提供:産経新聞社 1月28日のイベントでは、この「10・19」の流れを決定づけるホームランを放ち、首位打者にも輝いた元ロッテの高沢秀昭氏、現千葉ロッテマリーンズ打撃コーチ・堀幸一氏を招いてのトークショー、タレント山田雅人さんによる語り「10・19物語」はじめ、思い出の場所を巡るスタジアムツアーなど盛りだくさんの企画を実施します。また場内では当時の球場名物『肉うどん』の販売も!! 当日は丸一日、富士通スタジアムを無料開放。皆様のご来場をお待ちしております。ちなみに私・松本もトークショーの司会進行などお手伝いをいたします。お時間のある方、懐かしい川崎球場の思い出に浸ってみてください‼ 10・19を中心に川崎球場の思い出を振り返る 日時:2017年1月28日(土) かわQホール会場 9:00〜21:00 富士通スタジアム川崎 フィールド会場 9:00~17:00 〒210-0011 川崎市川崎区富士見2−1−9(旧:川崎球場) JR線「川崎駅」下車 徒歩15分 または川崎市バス「教育文化会館前」下車3分 ※駐車場完備 ただし満車の際は近隣駐車場をご利用ください 参加費:無料 イベントの詳細は富士通スタジアム川崎ブログをご確認下さい。 スポーツアナウンサー 松本秀夫 ニッポン放送アナウンサー。釣りと野球と酒が大好き。生物部出身、ペット飼育も趣味です。最近はガーデニングもやってます。自分の足で稼いだ情報を自分の言葉で! 森口博子、タクシーに乗って行き先を告げたら運転手が…?タクシー運転手の対応に反響が上がりました。タクシーに乗車して、目的地を告げると…? GACKT「キミは誰かから嫌われてない」 続く言葉に「腑に落ちた」「心が軽くなった」の声GACKTさんが、心のバランスを崩しそうな人へ送った言葉は?ネット上で反響が上がっています。 Share Post LINE はてな コメント
初めまして、東京・有楽町にあるラジオ局『ニッポン放送』のスポーツアナウンサーとして野球シーズン中は、主にナイター実況を担当する『松本秀夫』です。
突然ですが、野球ファンの方々の中で『川崎球場』をご存知という方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
1957年から77年までは大洋ホエールズ(現在のDeNA ベイスターズ)が、78年から91年まではロッテオリオンズ(現在の千葉ロッテマリーンズ)がフランチャイズとして使用、2000年以降、大改修とともにアメフトの利用がメインとなり、2014年からは「富士通スタジアム川崎」と改称されました。
その富士通スタジアムで2017年1月28日土曜日、あるイベントが行われるのです…。
私・松本にとって川崎球場は、スポーツアナウンサーになりたての80年代後半、修行の場でした。たとえばロッテ対南海戦のように、中継はしていない試合の経過を会社に送ることで実況の練習をした、思い出深い球場。
ストライクとボールを言い間違えようものならスタンドから「違うだろ!」ってヤジが飛んでくる。ガラガラだから声が通っちゃうんですよ(笑)
それがアメフト用のスタジアムになって形状はすっかり様変わり。客席は内外野ではなく正面とバックスタンドになり、人工芝の敷き詰められたグラウンドにはヤード表示のペイントが施され、なにより両サイドにそびえ立つゴールポストが、ここはもう「球場」ではないことを雄弁に物語っています。
しかし知る人ぞ知る、この富士通スタジアムにはいまでも、川崎球場の面影が随所に残っているんです。
古びた照明灯はあの頃のまま。外野フェンスも一部は残っており、上塗りしたペイントの下地にうっすらとかつてのスポンサー名が浮かび上がります。さらには、狭くてホームランが出すぎるからと外野フェンスの上に設けられた高さ3メートル以上の金網も雑草が絡みついた状態で残っている!
まさにオールドファンにとっては思い出の玉手箱とでも言うべき富士通スタジアムですが、現在の管理は富士通が出資するフロンターレ川崎の職員の方々が行っています。そして彼らの「川崎球場の思い出を語り継ごう」という意志がひとつのイベントの形で実を結びました。
「10・19を中心に川崎球場の思い出を振り返る」
1988年10月19日、川崎球場で行われたダブルヘッダーロッテ対近鉄戦は、近鉄が2勝すれば西武を逆転して優勝するという重要な試合。ふだん空席の目立つ川崎球場は3万人という超満員の観衆を飲み込み空前の盛り上がりを見せました。
そしてこの2試合で両チームは球史に刻まれる死闘を演じたのです…。
(ロッテー近鉄:ダブルヘッダーの2試合目 )提供:産経新聞社
1月28日のイベントでは、この「10・19」の流れを決定づけるホームランを放ち、首位打者にも輝いた元ロッテの高沢秀昭氏、現千葉ロッテマリーンズ打撃コーチ・堀幸一氏を招いてのトークショー、タレント山田雅人さんによる語り「10・19物語」はじめ、思い出の場所を巡るスタジアムツアーなど盛りだくさんの企画を実施します。また場内では当時の球場名物『肉うどん』の販売も!!
当日は丸一日、富士通スタジアムを無料開放。皆様のご来場をお待ちしております。ちなみに私・松本もトークショーの司会進行などお手伝いをいたします。お時間のある方、懐かしい川崎球場の思い出に浸ってみてください‼
10・19を中心に川崎球場の思い出を振り返る
日時:2017年1月28日(土)
かわQホール会場 9:00〜21:00
富士通スタジアム川崎 フィールド会場 9:00~17:00
〒210-0011 川崎市川崎区富士見2−1−9(旧:川崎球場)
JR線「川崎駅」下車 徒歩15分
または川崎市バス「教育文化会館前」下車3分
※駐車場完備 ただし満車の際は近隣駐車場をご利用ください
参加費:無料
イベントの詳細は富士通スタジアム川崎ブログをご確認下さい。
スポーツアナウンサー 松本秀夫
ニッポン放送アナウンサー。釣りと野球と酒が大好き。生物部出身、ペット飼育も趣味です。最近はガーデニングもやってます。自分の足で稼いだ情報を自分の言葉で!