『液体石鹸』と『固形石鹸』の違いとは?原料は違う?洗浄力はどっちが高い?
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液体石鹸と固形石鹸の違い<3. 洗浄力>
液体石鹸と固形石鹸の洗浄力を比較すると、固形石鹸の方が優れているようです。
その理由は、液体石鹸は、純石鹸成分である脂肪酸カリウムの割合が固形石鹸より少ないから。純石鹸分を増やすと固まりやすくなり、液体の状態を保てなくなってしまうため、石鹸成分を増やすことができないんだそう。
液体石鹸は純石鹸分の割合が少ない代わりに、保湿機能などを付加した商品も多く見られます。しっとりとした洗い上がりを求める場合など、ニーズに合わせて液体石鹸を選ぶのも良いかもしれませんね。
肌への刺激の差はあまりない
液体石鹸と固形石鹸では洗浄力に差はありますが、肌への負担は大きな差がないと言われています。製品によって成分が異なるため、「液体」「固形」で比較するのは難しいそうです。
液体石鹸・固形石鹸のどちらも、洗浄後は皮膚の水分が蒸発し、乾燥しやすくなります。
使用後には保湿用クリームなどでケアすることが大切です。
液体石鹸と固形石鹸の違い<4. コストやゴミの問題>
「コスト面」や「エコ」の観点から違いをみてみましょう。
固形石鹸は石鹸成分の割合が高く、少量で洗浄力が高いこと。また液体石鹸に比べ、お値段も低価格なものが多いことからコストパフォーマンスがよいと言えそうです。
「エコ」の観点から見るとどうなのでしょうか? 固形石鹸は紙による軽包装が多く、ゴミが少なく済みそうです。
一方、液体石鹸の容器はポンプなどかさばるものが多いですね。ただ、最近は液体石鹸の「詰替え用」が販売されていたりと、ゴミを減らす工夫もされています。詰替え用は、ゴミだけではなくお値段も抑えられるので、上手に活用したいですね。
おわりに
いかがでしたか?液体石鹸と固形石鹸の違いは原料にあり、その形状の特徴から使い方や洗浄力も違うことがわかりました。それぞれの使い勝手や使用感の好みにあわせて、「液体石鹸」「固形石鹸」の使い分けができると良いですね。
参考:日本石鹸洗剤工業会
参考:花王株式会社「石鹸に関するQ&A」
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