『液体石鹸』と『固形石鹸』の違いとは?原料は違う?洗浄力はどっちが高い?
公開: 更新:
ダイコンは「すりおろしません」 裏技に「コレすごい」「なめらかだ」大量のダイコンおろしを作ると、腕や指が痛くなってしまいがち。そのため作るのが面倒だと感じる人も多いでしょう。『おろし金でおろす』方法以外で、ふんわりなめらかなダイコンおろしを大量に作れる方法を紹介します。
粉末コーンスープにお湯は使わない? 全農おすすめの方法に「絶対にやる」「盲点だった」全国農業協同組合連合会(通称:JA全農)の広報部のXアカウント(@zennoh_food)は、コーンスープを本格的な味わいに仕上げる方法を紹介しています。
手洗いに欠かせない「液体石鹸」や「固形石鹸」。身近なアイテムですが、両者の違いについてご存知ですか? 「固形石鹸を溶かしたものが液体石鹸? 」と考える方もいるかもしれませんが、実は違うんですよ。
今回は<液体石鹸と固形石鹸の違い>についてご紹介します。
液体石鹸と固形石鹸の違いとは
私たちの生活に欠かせない存在の「液体石鹸」や「固形石鹸」。違いについて意識したことはありますか?
液体石鹸と固形石鹸の違いについて、
の4つの項目に分けてご紹介します。
液体石鹸と固形石鹸の違い<1. 原料>
「固形石鹸」と「液体石鹸」は、原料に違いがあります。
固形石鹸の原料
「固形石鹸」は、脂肪酸と水酸化<ナトリウム>を反応させた「脂肪酸ナトリウム」で、できています。水に溶けると界面活性剤として洗浄力を発揮します。比較的低刺激なことから、手洗いや洗顔に使われることも多いですね
。液体石鹸の原料
「液体石鹸」は、脂肪酸と水酸化<カリウム>を反応させた「脂肪酸カリウム」からつくられます。さらに水に溶けやすく、液状にすることが可能なことから、液体石鹸に使用されるそうです。液体石鹸は固形石鹸を溶かしたものというイメージがあるかもしれませんが、原料から異なるんですね。
液体石鹸と固形石鹸の違い<2. 使いやすさ、気をつける点>
液体石鹸と固形石鹸では、使い方や気をつける点も異なります。
液体石鹸
液体で出て来る分、水に溶けやすく泡立てやすいというメリットがあります。最近は容器から泡で出てくるものも多く、お子さんでもしっかり泡立てた状態で使いやすくなるのが便利ですね。
<気をつける点>
液体石鹸が少なくなった際に、節約の意識から容器に水を入れて、薄めて使用する方がいるかもしれません。しかし洗剤を水で薄めると、容器の中で雑菌が繁殖してしまう場合があるので避けましょう。
固形石鹸
固形石鹸は水に溶けにくく、泡立つまでに液体石鹸よりも時間を要します。スムーズに泡立てたい時は、泡立てネットやタオルなどを利用するとよいですね。
<気をつける点>
固形石鹸が小さくなると泡立ちにくくなったという経験はありませんか?固形石鹸は水に溶けやすく、泡立ちやすい成分と水に溶けにくい成分が混ざってできていることから、柔らかくて泡立ちの良い部分が先に溶け出しやすいのです。
特に、水気を切らずに固形石鹸を放置しておくと、泡立ちやすい部分がどんどん溶け出してしまいます。使い終わったら、しっかりと水気を切りましょう。
最後は一番大事な洗浄力!