「それでは逆に遅くなる」ボルトが桐生へ贈った言葉に、共感続々! By - grape編集部 公開:2017-06-05 更新:2017-06-06 ウサイン・ボルト桐生祥秀 Share Post LINE はてな コメント 人類最速のスプリンターともいわれる、ジャマイカのウサイン・ボルト選手。 オリンピックの男子100mでは、3大会連続で金メダルを獲得し、2009年に出した9.58秒(100m)は誰にも破られていない世界記録です。 一方、日本の陸上短距離界で注目を集める存在といえば、東洋大学の桐生祥秀選手。 高校時代に、10.01秒(100m)を記録し、一躍注目の存在に。2016年に行われたリオデジャネイロ五輪にも出場し、男子4×100mリレーでは銀メダルを獲得しています。 そんな日本陸上界の宝ともいうべき桐生選手と、ボルト選手が2013年に行った対談が、いま改めて注目を集めています。 TBS系の報道番組『NEWS23』の企画で実現した2人の対談。 そこでボルト選手は「速く走るためには、速く走ろうと思わないことだ」という持論を展開します。 スピードを保てばいいのに、さらにスピードを上げようとしている。 大事なことは、トップスピードに乗ったらフォームを保ち、スピードを維持することだ。 多くの選手は、トップスピードから、さらに速くなろうとする。 それでは、速度にテクニックが追いつかず、逆に遅くなってしまう。 トップスピードに乗ったら、それ以上は速くならない。 だからといって「その記録を超えよう」と焦ってはいけない。 速く走ることばかり考えて、逆に遅くなる選手はたくさんいる。 速く走ろうなんて考えるな。「自分の走りをすることだけ」を考えたほうがいい。 NEWS23 ーより引用 桐生選手に、こう語ったボルト選手。 この言葉がTwitterで拡散されると、「陸上だけにとどまらない考え方。仕事にも、恋愛にも応用できますね」と共感の声が寄せられます。 また、自らが走り続ける理由を「走ることは楽しみであり、情熱だから」と語ったボルト選手。 インタビューの最後に、こんなメッセージを桐生選手や日本に対して贈ります。 最後に1つ、いいかい。日本の陸上界にいいたい。 桐生にあまりプレッシャーをかけないでほしい。 いいか、桐生。自分のために走れ。それが国のためになればいい。 まずは『自分のために走る』。そして『楽しむ』。 それが日本のためになるんだ。決して国のためだけに走ってはだめだ。 NEWS23 ーより引用 「日本人初の100m9秒台」という期待をかけられている桐生選手。しかし、当時10代の若者だった桐生選手に「あまりプレッシャーをかけないでほしい」と伝えたのです。 陸上は楽しみであり、情熱であるという信念を持つボルト選手には、もしかしたら桐生選手には過度なプレッシャーがかけられているように見えたのかもしれません。 この言葉に、多くの拍手と称賛のコメントが寄せられます。 やっぱり一流のアスリートがいうことは違う。この考え方は音楽や芸術、ほかのスポーツにも共通しますよね。 桐生選手には競技を楽しんでほしい。結果として100mを9秒台で走れたとしたら、これほど素晴らしいことはない! スポーツに限らない。仕事でも、恋愛でも、私生活でも。いい意味で「自分のためにやる」ということはとても大切なこと。 前人未踏の記録を連発するボルト選手の言葉は、陸上界にとどまらず、あらゆる事柄に通じる普遍的なもの。 多くの人の心に響くのは、当然のことなのかもしれませんね。 [文・構成/grape編集部] 元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました 「嬉しい報告があります!」長友佑都が妻・愛梨の妊娠を発表2017年9月2日、長友佑都さんがブログを更新。妻・愛梨さんが第一子を妊娠したことを発表しました。 出典 NEWS23 Share Post LINE はてな コメント
人類最速のスプリンターともいわれる、ジャマイカのウサイン・ボルト選手。
オリンピックの男子100mでは、3大会連続で金メダルを獲得し、2009年に出した9.58秒(100m)は誰にも破られていない世界記録です。
一方、日本の陸上短距離界で注目を集める存在といえば、東洋大学の桐生祥秀選手。
高校時代に、10.01秒(100m)を記録し、一躍注目の存在に。2016年に行われたリオデジャネイロ五輪にも出場し、男子4×100mリレーでは銀メダルを獲得しています。
そんな日本陸上界の宝ともいうべき桐生選手と、ボルト選手が2013年に行った対談が、いま改めて注目を集めています。
TBS系の報道番組『NEWS23』の企画で実現した2人の対談。
そこでボルト選手は「速く走るためには、速く走ろうと思わないことだ」という持論を展開します。
桐生選手に、こう語ったボルト選手。
この言葉がTwitterで拡散されると、「陸上だけにとどまらない考え方。仕事にも、恋愛にも応用できますね」と共感の声が寄せられます。
また、自らが走り続ける理由を「走ることは楽しみであり、情熱だから」と語ったボルト選手。
インタビューの最後に、こんなメッセージを桐生選手や日本に対して贈ります。
「日本人初の100m9秒台」という期待をかけられている桐生選手。しかし、当時10代の若者だった桐生選手に「あまりプレッシャーをかけないでほしい」と伝えたのです。
陸上は楽しみであり、情熱であるという信念を持つボルト選手には、もしかしたら桐生選手には過度なプレッシャーがかけられているように見えたのかもしれません。
この言葉に、多くの拍手と称賛のコメントが寄せられます。
前人未踏の記録を連発するボルト選手の言葉は、陸上界にとどまらず、あらゆる事柄に通じる普遍的なもの。
多くの人の心に響くのは、当然のことなのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]