桐生祥秀選手、アジア選手権で優勝 日本人勢初の偉業に歓喜の声
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100m9秒98の記録を持つ陸上選手が、50mを走ると? 結果に「速すぎる」短距離走100mの元日本記録保持者である桐生祥秀さん。50mを走ると、何秒出せるのでしょうか。

「大きな心を持つ偉大な男だ」 世界陸上で走れなくなった選手、すると…2019年9月27日からカタールのドーハで開催されている『世界陸上競技選手権大会 DOHA2019』。国境を超えたゴールシーンが誕生しました。
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日本時間2019年4月22日、中東のカタールで開催された第23回アジア陸上競技選手権大会(以下、アジア選手権)で、桐生祥秀(きりゅう・よしひで)選手が、男子100mで優勝に輝きました。
桐生選手が、アジア選手権で優勝するのは今回が初めて。また、同種目において日本人が優勝するのも初のことであり、Wの喜びに日本国内からは感動の声が上がっています。
【ネット上の反応】
・アジア選手権での優勝で、さらに今後の期待も高くなりました!
・おめでとうございます!日本人勢初の優勝に、感動しました。
・オリンピックでの活躍が楽しみです。桐生選手の走りを見ていると、ワクワクします。
今回の大会での桐生選手のタイムは、10秒10。当日は追い風という有利な条件もあり、寄せられているコメントの中には『9秒台』に達しなかったことを惜しむ声も。
2017年の大会で100m、9秒98を記録している桐生選手。これまで、100m走において『10秒の壁』と呼ばれるほど、9秒台への到達は難しいこととされてきました。
しかし、近年ではトレーニング方法の進化など、決して到達不可能な記録とはいいきれません。
2020年の東京オリンピックでの活躍も期待される桐生選手。不可能を可能にする走りで、多くの日本人に夢と勇気を与えてほしいですね。
[文・構成/grape編集部]