髪の毛で作らなくてもいい! 毛糸のカツラが歓迎される背景とは By - grape編集部 公開:2017-10-08 更新:2017-10-08 医療 Share Post LINE はてな コメント 出典:The Magic Yarn Project 抗がん剤の副作用で、髪の毛が抜けることがあります。 抜けた髪の代わりに、カツラをかぶる人も。 中には、『ある素材』で、こんなカラフルなカツラをプレゼントしている団体があります。 柔らかな、毛糸のカツラ アメリカのアラスカ州に暮らす、看護師のホーリー・クリステンセンさん。 💖 Worldwide Magic! 💖 Thanks to the help of dozens of volunteers from across the US, we are shipping off 250 wigs today!…The Magic Yarn Projectさんの投稿 2017年9月12日(火) 友人の娘さんが、がんと診断された時のこと。ホーリーさんは、毛糸でできたカツラを作ってあげました。 友人の娘さんは、がん治療で頭皮が薄くなり、一般的なカツラだと、皮膚への刺激が強すぎました。柔らかな毛糸のカツラは、そんな敏感な肌に優しく、ぬくもりを与えるのにちょうどよかったのです。 「髪の毛が抜けても、素敵なカツラでプリンセスになれる」 友人の娘さんは、プレゼントをとても喜んでくれました!がん治療中でも美しくいられることの大切さを、ホーリーさんは実感します。 これをキッカケとして、がんの苦しい世界で戦う子どもたちのために、ホーリーさんはボランティア活動を始めました。 数人の友人を集め『The Magic Yarn Project』を設立。寄付を募り、無理のないペースでカツラを作ることにしました。 The Magic Yarn Projectさんの投稿 2016年4月17日(日) また、学校、教会、病院、刑務所などで、ワークショップを開催。 2016年9月17日には、ボランティアを始めて1年が経ちました。この日までに、千個以上のカツラを製作し、20か国へ出荷、また全世界の50のがんセンターへカツラを届けたのです! Happy 1st birthday to The Magic Yarn Project! One year ago, a request for yarn donations was thrown up on Facebook to…The Magic Yarn Projectさんの投稿 2016年9月16日(金) カツラなら、自分の髪では楽しめなかったようなファッションも可能になります。 色のパワーで、カツラを被った子どもの表情は、とっても華やいでいます! The Magic Yarn Projectさんの投稿 2017年4月7日(金) クリステンセンさんの活動に、多くの称賛の声が寄せられました! 子どもたちの素敵な笑顔が見られる…なんて素晴らしいんだ! 誰でもプリンセスになれる。みんな可愛い! 明るい表情になって、どの子も元気に見えるの。きっと魔法ね。 がんとの闘いの最中にも、安らぎが必要です。 なくなった髪を、ただ補うのではなく、より楽しくなれるようなカツラをプレゼントする…クリステンセンさんの『気付き』と『工夫』が、世界中の子どもたちに笑顔を届けました! [文・構成/grape編集部] 「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。 ミャクミャクの服を着た1歳児 万博で声をかけた『人物』が…「なんて幸運」ミャクミャクの服を着た1歳児 万博で声をかけた『人物』に驚き! 出典 The story of The Magic Share Post LINE はてな コメント
抗がん剤の副作用で、髪の毛が抜けることがあります。
抜けた髪の代わりに、カツラをかぶる人も。
中には、『ある素材』で、こんなカラフルなカツラをプレゼントしている団体があります。
柔らかな、毛糸のカツラ
アメリカのアラスカ州に暮らす、看護師のホーリー・クリステンセンさん。
友人の娘さんが、がんと診断された時のこと。ホーリーさんは、毛糸でできたカツラを作ってあげました。
友人の娘さんは、がん治療で頭皮が薄くなり、一般的なカツラだと、皮膚への刺激が強すぎました。柔らかな毛糸のカツラは、そんな敏感な肌に優しく、ぬくもりを与えるのにちょうどよかったのです。
「髪の毛が抜けても、素敵なカツラでプリンセスになれる」
友人の娘さんは、プレゼントをとても喜んでくれました!がん治療中でも美しくいられることの大切さを、ホーリーさんは実感します。
これをキッカケとして、がんの苦しい世界で戦う子どもたちのために、ホーリーさんはボランティア活動を始めました。
数人の友人を集め『The Magic Yarn Project』を設立。寄付を募り、無理のないペースでカツラを作ることにしました。
また、学校、教会、病院、刑務所などで、ワークショップを開催。
2016年9月17日には、ボランティアを始めて1年が経ちました。この日までに、千個以上のカツラを製作し、20か国へ出荷、また全世界の50のがんセンターへカツラを届けたのです!
カツラなら、自分の髪では楽しめなかったようなファッションも可能になります。
色のパワーで、カツラを被った子どもの表情は、とっても華やいでいます!
クリステンセンさんの活動に、多くの称賛の声が寄せられました!
がんとの闘いの最中にも、安らぎが必要です。
なくなった髪を、ただ補うのではなく、より楽しくなれるようなカツラをプレゼントする…クリステンセンさんの『気付き』と『工夫』が、世界中の子どもたちに笑顔を届けました!
[文・構成/grape編集部]