嫌いな猫にご飯をあげていた母 その理由を知って「次元が違う」
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※写真はイメージ

「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。

父親「チンしてね」 娘への昼ごはんに「クオリティが高すぎる」「愛がいっぱい」日々、娘さんにお弁当を作っている、父親の、内田直人(bento_star)さん。ある日、PTAの集まりに行くため、娘さんの昼食をテーブルに用意して出かけたそうです。一見すると、いつも学校で食べているお弁当なのですが、蓋を開けると…。
愛は好き嫌いの感情とは違う。
漫画家の山本貴嗣(@atsuji_yamamoto)さんが投稿したエピソードに、共感が集まっています。
母親は大変だ
山本さんの妻の母親は、猫が嫌いだったのだそうです。
しかし、不思議なことに、野良猫が子どもを産むと手作りのご飯を上げていたのだとか。
その理由について、お義母さんはこのように語っています。
自分も経験があるから分かる。出産した母親は大変だから、栄養を付けないと。
嫌いな猫であっても、母親としての大変さを考えて、ご飯を作ってあげていたのです!
好き嫌いを超えた、あふれるような愛にコメントが寄せられました。
・母としての愛があるから、我慢もできるし、子どもをいつくしんで育てることができる。
・命を大切に思う気持ちは、好き嫌いとは次元の違う話なんですね。
・好き嫌いの感情を抑えるのは、知性と情の先にある慈悲なのかと思います。
ちなみに妻は、母親の行動に対して「人として当然」と、思っているのだそうです。
同じ命あるものとして、嫌いな猫でも相手の苦労をおもんばかって、優しく接する母親の行動。忙しい日々で忘れてしまいがちな、深い愛情や慈悲の心をこの出来事から思い出させてもらった気がします。
[文・構成/grape編集部]