悪口の影響を可視化する実験 ユニークな手法に「素晴らしい」
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身体的な暴力とは違い、見えない傷を作る言葉の暴力。
悪口や暴言の悪影響をIKEAが植物で実験した結果が、とても興味深いものでした。
如実に現れた言葉の暴力の悪影響
IKEAは、同じ種類の植物を2つ用意。片方にはポジティブな言葉をかけ、もう片方にはネガティブな言葉をかけ続けました。
そして1か月後…動画の1分33秒に映る植物の姿をご覧ください。
結果は一目瞭然。ポジティブな言葉をかけられていた植物は、葉の色も鮮やかで生き生きとした様子。
一方、暴言を浴びせ続けられた方の植物は見るからに元気がなく、しおれた葉は重苦しい心境を表しているかのようです。
もしも、これが人間だったとしたら…。
動画には多くのコメントが
IKEAが公開した実験映像は、いじめをなくすプロジェクトの一環として制作されたもの。
実験に協力した子どもたちはこの結果を見て、相手を思いやることの大切さを学んだことでしょう。そして、言葉の暴力が人に与える影響も。
映像に対して「水を与えていなかっただけでは?」「この結果は操作されたもの」と実験結果の信ぴょう性を疑う声も寄せられていましたが、多くは今回の実験を称賛するものでした。
・素晴らしい実験。
・自分が学生だった時に、同様の実験を行ってもらいたかった。
・人と植物は違うと思うけれど、言葉の影響力を示すには適した方法だと思う。
心の傷は目に見えず、たとえ嫌な思いをしても、我慢して明るく振る舞う人もいます。
しかし、心の中はネガティブな言葉を投げかけられた植物のようになっているはず。
今回の実験は、そうした言葉の暴力やいじめの悪影響を可視化する素晴らしい方法といえます。
IKEAが映像を通して伝えたかった思いが広まり、1人でも多くの人が「いじめは、人の心を傷付ける恐ろしい行為である」という道徳観を身に付けることを願います。
[文・構成/grape編集部]