西城秀樹『ギャランドゥ』 名前の由来をユーミンが明かす
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2018年5月25日に放送されたラジオ番組『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)で、松任谷由実さん(以下、ユーミン)が亡くなった西城秀樹さんについて語るシーンがありました。
この日は世界的な華道家の假屋崎省吾(かりやざき しょうご)さんをゲストに迎え、初対面とは思えぬ濃密でノリノリなトークに花を咲かせたユーミン。番組の最後に、西城秀樹さんの訃報に触れました。
「先日、西城秀樹さんが亡くなりました」と、静かに思いを込めてユーミンは語り始めます。
おへその毛のことを『ギャランドゥ』というのを耳にしたことがあっても、ユーミンが発信先だったことは知らない人も多いのではないでしょうか。
そして、秀樹さんも面白がって番組にゲスト出演し、大笑いしていたというエピソード。そんなつながりや思い出があったなんて、意外ですよね。
番組のエンディングでは、ユーミンが再び西城さんについて語っています。
ユーミンがエンディングで語っていたのはいまから20年前の1988年のこと。西城さんに『2Rから始めよう』という曲を提供したころのお話です。
その当時、周囲からのプレッシャーにストレスを抱えていた秀樹さんのことが相当印象に残っていたようです。1972年、ほぼ同じ時期にデビューし、西城さんのまばゆい活躍を見て来たユーミン。それだけに、喪失感は相当大きかったようです。
番組について、ネット上ではこんな反応がありました。
・『四畳半フォーク』って言葉もユーミン発らしいし、ユーミンのインフルエンサーっぷりに驚いた!
・同じ時代を駆け抜けてきたユーミンの秀樹への思いにじんわり。
・私にとってどちらも輝かしいスターだったからしみじみ。『ギャランドゥ』の話がちょっと切ない。
実は、『ギャランドゥ』は造語です。
この曲の作詞をした、もんたよしのりさんが英語のGAL(チャラチャラした女)という言葉とUndo(行動しない)という言葉をくっつけて、『ギャルアンドゥ→ギャランドゥ』。毛には一切、関係ないようです。
『ギャランドゥ』という言葉1つからも、さまざまな思いを感じられたユーミンのトークでした。
松任谷由実さんが、西城秀樹さんへの思いを語った放送をradikoで聴いてみる。
[文・構成/grape編集部]