うつ状態の人に「頑張れ」といってはいけない理由って? 4ページの漫画に考えさせられる.
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- 出典
- @sodium
眠れない、食欲がない、気分が落ち込むなどといった症状が、長い期間にわたり続く『うつ病』。
発症すると、ものの見方が否定的になり、普段なら乗り越えられるストレスもつらく感じやすくなることもあるといいます。
うつ病に近い状況になった実体験を描いた漫画をご紹介します。
うつ状態の人に「頑張れ」といってはいけない理由
漫画を描いたのは、イラストレーターの汐街コナ(@sodium)さん。
漫画家を目指していた時期に、うつ病に似た状態に陥りました。
その時に感じた「うつ状態」を分かりやすく説明した漫画がこちらです。
うつ状態とは「やる気がない」のではなく、やる気をエネルギーにする機能が壊れている状態。
機能の異常に気付かず、「やる気を出さないと」と自分を追い詰めてしまうことで、結果的に自力では治すことが困難な状態に陥ってしまうことも…。
「焦りや後悔は後回しに、休息を取りながら、治すことだけに専念するのが1番」だと、汐街さんは語ります。
実体験を元に描かれた漫画は、たくさんの人の心を打ちました。
【ネットの反応】
・漫画を読んで共感し、涙が出ました。
・私はうつ病です。本当にやる気が出なくなり、身体も動かなくなります。できるはずなのに、ストップがかかってしまう状況はつらいです。
・すごく分かりやすい漫画にしてくれてありがとうございます。うつ状態を人に説明することは難しいです。この漫画を読み、1人でも多くの人がうつ病の症状を理解してくれたら嬉しく思います。
実際に同じような立場になってみないと、分からないことはたくさんあります。
うつ状態の人にとって必要なことは、叱咤激励ではなく休息。
周囲の人々が、そういった状況を正しく認識することが大切ですね。
[文・構成/grape編集部]