「素敵な言葉」「本当にその通り」 佐藤二朗の『つぶやき』に反響
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2020年現在、現実やネットの世界を問わず、さまざまな場面で問題となっている誹謗中傷。
特に、匿名で特定の人や著名人などを批判したり悪口を書き込んだりできてしまうSNSでの誹謗中傷は、悪質極まりない行為といえます。
佐藤二朗の『つぶやき』に、考えさせられる
同年12月16日、俳優の佐藤二朗さんがTwitterを更新。
SNSに匿名で投稿する際の考えを、次のようにつづりました。
「匿名で言葉を連ねられるのは昭和にはなかった得難いこと」と、SNSのよさをつづった佐藤さん。
その上で、「SNSに書き込む時は自分の名前を公表してもいいという意識を持って、大切な人に誇れる内容なら投稿すればいい」と持論を展開したのです。
佐藤さんがこの内容を投稿した日は、22歳でこの世を去った木村花さんをSNSで誹謗中傷していた男性が書類送検されたことが報じられました。
木村花さんを誹謗中傷していた男性 書類送検の発表に「素晴らしい」「本当によかった」
佐藤さんは、不特定多数の人から誹謗中傷を受けていた木村さんの死を振り返り、改めて心を痛めたのかもしれません。
佐藤さんの持論に、称賛の声が上がっています。
・本当にその通り。顔や姿が見えないからこそ、直接話すときより慎重になるべきだと思います。
・SNSは便利なようで、恐ろしくもある。人を傷付けない、いわれた側の立場になるなどを考えて発信することが大事だと思う。
・同感です。匿名だからといって、何をいってもいい訳ではない。今一度気を付けていきます。
一時の感情にまかせて発言したりSNSに書き記したりした言葉は、時に他人の心を深く傷付ける可能性があります。
たとえよかれと思った内容でも、言葉の使い方次第では、相手に不快感を与えたり、悲しませたりしてしまうでしょう。
相手や周りに自分の考えや思いを伝える時は、自分の言葉が適切かどうかを今一度冷静に考える時間を設けるといいかもしれません。
[文・構成/grape編集部]