患者対応に悩んでいた新人看護師 先輩がかけた『ひと言』にハッとして? 「何してんだ私」
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お見舞いを期待する患者に、ナースの勘が的中 予想外の展開に「ねぇ…怖いよお…」2025年2月16日は、『第114回看護師国家試験』の実施日です。全国各地の看護学生たちが、これまでの努力の成果を出し尽くす大切な1日になるでしょう。@irukanooishasanさんが手掛ける、ギャグ4コマ漫画『ナースのキクミカワさん』の中から、『お見舞い』と題されたエピソードを紹介します。

ハッとする人が続出 「好きなことで食べていける?」に対する先生の答えイラストレーターとしてやっていけるかどうかが不安な生徒。すると、先生が答えた言葉は?
- 出典
- @end___roll
人間関係での悩みは、誰もが経験をしたことがあるものです。
特に人と接する職業の場合、相手との信頼関係を築くまでにさまざまな苦労をするのかもしれません。
Twitterで漫画やイラスト作品を公開している、アヤ(@end___roll)さんの投稿した、患者対応に悩む新人看護師を描いた創作漫画が、反響を呼んでいます。
足の骨折で入院してきた1人の患者。介助が必要なのに「歩かせろ」と乱暴な態度を取る患者に新人看護師は困り果て、先輩看護師に愚痴をこぼしました。
すると先輩看護師から、意外なことを指摘されます…。
患者に対し、マイナスな感情を持っていた新人看護師。
先輩は、新人看護師が患者の一部分しか見れていないと指摘し、「もっといろんな角度から患者さんを見てみたら」とアドバイスをします。
後日、新人看護師は先輩の助言をもとに、患者と丁寧に向き合ってみたところ、本当の想いを知ることができたのです。
患者の「歩きたい」という言葉の裏には、「自分でやりたい」という強い気持ちがありました。患者はこれまで自分でできていたことが、急にできなくなったことで、不安やストレスを感じていたのかもしれません。
読者からは、さまざまな声が寄せられています。
・私は看護師じゃないけど「人は多面体」という言葉、心に沁みました。いろんな面を見られる職員になりたいと思います。
・ドキッとしました。介護職にも通じるところがあります。嫌な一面を見てしまうと先入観が抜けなくて。笑顔が固くなっていたかも。
・言葉の裏側に隠れてる気持ちってありますよね。改めて私も多面体で見れているかを意識しようと思いました!
自分の気持ちや抱えている事情を、上手に言葉にできる人もいれば、そうでない人もいるでしょう。
分かりやすく見える表の部分だけで、その人を判断せず、言葉や行動の奥にある気持ちを想像してみることが大切ですね。
[文・構成/grape編集部]