コメダ珈琲で老人が「SNSの使い方教えて」 ガラケーだとな…と思ったら?
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居心地のよさや、おいしい軽食類がそろっていることで人気のコメダ珈琲店。古きよき喫茶店の雰囲気を残しながら、若者にも人気のお店です。
Twitterユーザーのうちゃか(@sayakaiurani)さんが、コメダ珈琲店でのエピソードを投稿し、多くの人の心を動かしました。
おじいさん「SNSは私の携帯でできますか」
朝、コメダ珈琲店でうちゃかさんに声をかけてきたのは、80代くらいに見えるおじいさん。
「あなたなら分かると思って」と質問したのは、自分が持っている携帯でSNSができるか、ということでした。娘家族が岡山県に住んでいて、豪雨の情報を知りたいのだそうです。
うちゃかさんは、80代の老人が持っているのはガラパゴス携帯(ガラケー)であろうと想像します。
しかし、おじいさんが取り出したのは…。
なんと、ガラケーでなくスマホであるばかりか、最新機種のiPhoneX!
お店で質問しても「カタカナ英語でよく分からなかった」というおじいさんに、うちゃかさんはSNSの設定をしてあげます。
そしておじいさんと会話をするうち、うちゃかさんはハッとします。
このおじいさん…できる…!
「スマホの使いかたがよく分からない」だけであれば、老人にはよくあること。しかし、このおじいさんは「分かって」いくうちに、メガネの奥の目付きが変わっていったというのです。
うちゃかさんによると、おじいさんはきちんとした服装の紳士。言葉の選びかたなどから、ただ者ではない印象だったそうです。
うちゃかさんの投稿には「カッコイイおじいさん!」「おじいさんの声のかけかたがいい」「いまごろ、SNSをバリバリ使いこなしていそう」とコメントが寄せられています。
さらに、親切な行いをした側にもかかわらず、「よい体験ができた」とおじいさんとコメダ珈琲店に感謝の気持ちをつづったうちゃかさんに対しても「素晴らしい人」との声がありました。
「こういう親切な人になりたいな」「こういう歳の取りかたをしたいな」と登場する2人に対して思える、素敵なエピソードでした。
※記事中の写真はすべてイメージ
[文・構成/grape編集部]