「殺すことと同じ行為」 SNSの投稿がもたらした最悪の結末
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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- 出典
- @rda2015jp
SNSが普及し、誰もが気軽に情報を世界中に発信できるようになりました。
家族や友達に話すのと同じ感覚で、SNSに投稿している人も多いはず。しかし、誰かの気軽な投稿により、被害を被っている存在がいることをご存知でしょうか。
Nina(@rda2015jp)さんが実際に経験した出来事を描いた漫画をご紹介します。
卵やヒナを殺すことと同じ
鳥は、私たちが想像する以上に繊細な生き物です。
巣の周辺にたくさんの人が集まってしまった場合、親鳥にとって、そこはもはや危険な場所でしかありません。
人間が「ただ見ているだけ」「実害はない」と感じている行為であっても、親鳥からしてみると、大きなストレスを感じてしまうものなのです。
そして、もしも親鳥が巣から離れてしまった場合、残されたヒナや卵は死ぬしかありません。
同じような出来事を経験したNinaさんは、こう呼びかけます。
『珍しい写真が撮りたい』『誰かに見せたい』というだけで、鳥の巣作りを撮影するのはやめませんか?
「誰かに教えたい」「いろいろな人と共有したい」という思いは理解できます。しかし、投稿に含める情報には注意が必要です。
「これぐらい大丈夫」と油断せず、その投稿がもたらす影響を想像すれば、漫画の中で描かれているような不幸は防げるはずです。
今後、鳥の巣作りや珍しい種類の鳥を見かけても、小さな命の成長を見守っていけるよう、私たち一人ひとりが理解を深めることが求められているのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]