「殺すことと同じ行為」 SNSの投稿がもたらした最悪の結末
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弁護士「禁止する法律はありません、しかし…」 意外と知らない交通違反とは本記事では、意外と知られていないサンダルでの運転について、違反になり得るケースやサンダルの種類について、解説しています。

キャンプ場に掲示された貼り紙 その内容が?「洒落にならない」富山市にある標高約2300メートルの『薬師峠キャンプ場』が2025年8月20日、突如閉鎖となりました。富山県警察山岳警備隊(@toyama_sangaku)がXに投稿した、閉鎖理由を伝える貼り紙が、多くの人を震え上がらせました。
- 出典
- @rda2015jp
SNSが普及し、誰もが気軽に情報を世界中に発信できるようになりました。
家族や友達に話すのと同じ感覚で、SNSに投稿している人も多いはず。しかし、誰かの気軽な投稿により、被害を被っている存在がいることをご存知でしょうか。
Nina(@rda2015jp)さんが実際に経験した出来事を描いた漫画をご紹介します。
卵やヒナを殺すことと同じ
鳥は、私たちが想像する以上に繊細な生き物です。
巣の周辺にたくさんの人が集まってしまった場合、親鳥にとって、そこはもはや危険な場所でしかありません。
人間が「ただ見ているだけ」「実害はない」と感じている行為であっても、親鳥からしてみると、大きなストレスを感じてしまうものなのです。
そして、もしも親鳥が巣から離れてしまった場合、残されたヒナや卵は死ぬしかありません。
同じような出来事を経験したNinaさんは、こう呼びかけます。
『珍しい写真が撮りたい』『誰かに見せたい』というだけで、鳥の巣作りを撮影するのはやめませんか?
「誰かに教えたい」「いろいろな人と共有したい」という思いは理解できます。しかし、投稿に含める情報には注意が必要です。
「これぐらい大丈夫」と油断せず、その投稿がもたらす影響を想像すれば、漫画の中で描かれているような不幸は防げるはずです。
今後、鳥の巣作りや珍しい種類の鳥を見かけても、小さな命の成長を見守っていけるよう、私たち一人ひとりが理解を深めることが求められているのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]