「2人目はいつ?」に、おばあさんが鋭い切り返し しかし?
公開: 更新:

※写真はイメージ

「絶対に触らないで」 ピンクの粒の正体に「知らなかった…」「広まるべき」少しずつ気温が上がり始める春は、過ごしやすい時期。陽気も心地よく、外出をしたくなりますよね。 『芽吹きの時期』といわれるだけあって、多くの草花が美しい姿を見せるほか、さまざまな生き物が姿を現します。 だからこそ、外で珍し...

幼稚園の頃、駄々をこねて… 植えた木が25年後?「夢のよう」2025年5月、植えてから25年ほど経ったという1本の木から収穫したサクランボを、Xで公開しました。
- 出典
- @yoruroy
1児の母親である、よる子(@yoruroy)さん。旦那さんの親族との会話の中で、考えさせられることがあったといいます。
きっかけは、親族からの「2人目の子どもはいつ?」という質問。
子どもに関する話題は、とてもデリケートなもの。子どもを欲していても、何かしらの事情で授かることができなかったり、そもそも望んでいなかったりもします。
そのため、そうした話題を避ける人もいることでしょう。
よる子さん自身「特に不快とは思わないけれど、嫌な思いをする人は多いと思う」と語ります。
そして、この会話を聞いていた親族側の1人のお婆さんが、よる子さんに対してこう伝えてきたというのです。
「大きなお世話って、いってやんな!」
そのお婆さんは、親族の間で『変わりもの』と評判の人でした。
もともと個性的な性格だったそうですが、お婆さんの先の発言を聞いた後では、「何が『変わってる』のか分からなくなった」と、よる子さんはいいます。
そして、「このお婆さんは、生きづらい環境で生きてきたのだろうなと思った」とも…。
「古い考えかたが、お婆さんを生きにくくしたのでは」
いまでこそ、結婚や子どもの有無などのデリケートな話題は、たとえ親族であっても配慮が必要という認識が広まっています。
一方で、世の中には「女性は子どもをたくさん産むべき」といった考えが根強く残っているのも事実です。
「古い日本の考えかたが、お婆さんを生きにくくしていたんだろうな」
そう語るよる子さん。少なくとも、よる子さんにとってお婆さんは「ごく普通の感覚と常識を持ち合わせた人」と映っています。
しかし、だからこそ、よる子さん以外の人からしてみると『変わりもの』と思われてしまったのかもしれません。
よる子さんが投稿した一連のエピソードは反響を呼び、お婆さんに対して多くの称賛と共感のコメントが寄せられました。
・正しいことであっても、それが少数派であれば、『変わってる人』といわれる。
・このお婆さんは、生きかたも言動も正直な人。
・まったく『変わりもの』とは思いません。むしろ、素敵です。
自分にとっての『普通』に相手が当てはまらなければ『変わりもの』とみなすのは、あまりにも狭量な考えといえるでしょう。
自分の考えや思いを曲げる必要はありませんが、それを相手に押し付けるのはナンセンス。
たとえ大多数とは違う意見であっても臆すことなく伝える勇気、そして多様な価値観を理解することの必要性…お婆さんからは、そんな大切なことを教えてもらえた気がします。
[文・構成/grape編集部]