「2人目はいつ?」に、おばあさんが鋭い切り返し しかし? By - grape編集部 公開:2018-08-16 更新:2018-08-16 子供 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 1児の母親である、よる子(@yoruroy)さん。旦那さんの親族との会話の中で、考えさせられることがあったといいます。 きっかけは、親族からの「2人目の子どもはいつ?」という質問。 子どもに関する話題は、とてもデリケートなもの。子どもを欲していても、何かしらの事情で授かることができなかったり、そもそも望んでいなかったりもします。 そのため、そうした話題を避ける人もいることでしょう。 よる子さん自身「特に不快とは思わないけれど、嫌な思いをする人は多いと思う」と語ります。 そして、この会話を聞いていた親族側の1人のお婆さんが、よる子さんに対してこう伝えてきたというのです。 「大きなお世話って、いってやんな!」 そのお婆さんは、親族の間で『変わりもの』と評判の人でした。 もともと個性的な性格だったそうですが、お婆さんの先の発言を聞いた後では、「何が『変わってる』のか分からなくなった」と、よる子さんはいいます。 そして、「このお婆さんは、生きづらい環境で生きてきたのだろうなと思った」とも…。 旦那側の親族で「変わってる」と言われてたお婆さんと会ったんだけど、周りが「二人目はいつかな?」と私に聞く中で、そのお婆さんだけ「大きなお世話って言ってやんな!」と言ってくれた。何が『変わってる』のかわからなくなった。このお婆さんは生きづらい中で生きてきたろうなと思った。— よる子 (@yoruroy) August 14, 2018 「古い考えかたが、お婆さんを生きにくくしたのでは」 いまでこそ、結婚や子どもの有無などのデリケートな話題は、たとえ親族であっても配慮が必要という認識が広まっています。 一方で、世の中には「女性は子どもをたくさん産むべき」といった考えが根強く残っているのも事実です。 「古い日本の考えかたが、お婆さんを生きにくくしていたんだろうな」 そう語るよる子さん。少なくとも、よる子さんにとってお婆さんは「ごく普通の感覚と常識を持ち合わせた人」と映っています。 しかし、だからこそ、よる子さん以外の人からしてみると『変わりもの』と思われてしまったのかもしれません。 私は、二人目がどうとか聞かれることに特に不快には思わない。けど嫌な思いする人は多いと思う。そのお婆さんは変わってるとか精神病とか凄い言われてるんだけど、ごく普通の感覚と常識を持ってしまったものだから、病んでしまったのかなぁ。— よる子 (@yoruroy) August 14, 2018 すみません、補足させてください。これは、旦那の親族が別に悪い人達だということではなくて、田舎はだいたいそんな感じで、お婆さんは産まれるのが早すぎた、と感じた話でした。個人的には、爺さま婆さまの問題ではなくて、古い日本の考え方が生きにくくしてたんだろうなぁと思っています。— よる子 (@yoruroy) August 16, 2018 よる子さんが投稿した一連のエピソードは反響を呼び、お婆さんに対して多くの称賛と共感のコメントが寄せられました。 ・正しいことであっても、それが少数派であれば、『変わってる人』といわれる。 ・このお婆さんは、生きかたも言動も正直な人。 ・まったく『変わりもの』とは思いません。むしろ、素敵です。 自分にとっての『普通』に相手が当てはまらなければ『変わりもの』とみなすのは、あまりにも狭量な考えといえるでしょう。 自分の考えや思いを曲げる必要はありませんが、それを相手に押し付けるのはナンセンス。 たとえ大多数とは違う意見であっても臆すことなく伝える勇気、そして多様な価値観を理解することの必要性…お婆さんからは、そんな大切なことを教えてもらえた気がします。 [文・構成/grape編集部] 出典 @yoruroy Share Post LINE はてな コメント
1児の母親である、よる子(@yoruroy)さん。旦那さんの親族との会話の中で、考えさせられることがあったといいます。
きっかけは、親族からの「2人目の子どもはいつ?」という質問。
子どもに関する話題は、とてもデリケートなもの。子どもを欲していても、何かしらの事情で授かることができなかったり、そもそも望んでいなかったりもします。
そのため、そうした話題を避ける人もいることでしょう。
よる子さん自身「特に不快とは思わないけれど、嫌な思いをする人は多いと思う」と語ります。
そして、この会話を聞いていた親族側の1人のお婆さんが、よる子さんに対してこう伝えてきたというのです。
「大きなお世話って、いってやんな!」
そのお婆さんは、親族の間で『変わりもの』と評判の人でした。
もともと個性的な性格だったそうですが、お婆さんの先の発言を聞いた後では、「何が『変わってる』のか分からなくなった」と、よる子さんはいいます。
そして、「このお婆さんは、生きづらい環境で生きてきたのだろうなと思った」とも…。
「古い考えかたが、お婆さんを生きにくくしたのでは」
いまでこそ、結婚や子どもの有無などのデリケートな話題は、たとえ親族であっても配慮が必要という認識が広まっています。
一方で、世の中には「女性は子どもをたくさん産むべき」といった考えが根強く残っているのも事実です。
「古い日本の考えかたが、お婆さんを生きにくくしていたんだろうな」
そう語るよる子さん。少なくとも、よる子さんにとってお婆さんは「ごく普通の感覚と常識を持ち合わせた人」と映っています。
しかし、だからこそ、よる子さん以外の人からしてみると『変わりもの』と思われてしまったのかもしれません。
よる子さんが投稿した一連のエピソードは反響を呼び、お婆さんに対して多くの称賛と共感のコメントが寄せられました。
・正しいことであっても、それが少数派であれば、『変わってる人』といわれる。
・このお婆さんは、生きかたも言動も正直な人。
・まったく『変わりもの』とは思いません。むしろ、素敵です。
自分にとっての『普通』に相手が当てはまらなければ『変わりもの』とみなすのは、あまりにも狭量な考えといえるでしょう。
自分の考えや思いを曲げる必要はありませんが、それを相手に押し付けるのはナンセンス。
たとえ大多数とは違う意見であっても臆すことなく伝える勇気、そして多様な価値観を理解することの必要性…お婆さんからは、そんな大切なことを教えてもらえた気がします。
[文・構成/grape編集部]