インポッシブルにはできない!機密保持に役立つ文具たち
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最新作が公開中の映画「ミッション:インポッシブル」シリーズだが、ド派手なアクションと共に全作品に共通して登場しているものがある。諜報機関のエージェントで主人公のイーサン・ハントが、組織からの指令を受け取るシーンである。
伝達手段は昔ながらの音声。テープだったりレコードだったりと、毎回様々なメディアが登場するが、どれも必ず最後には「尚、このメッセージは自動的に削除される」の言葉と共に壊れる仕掛けとなっている。大抵はテープが焼き切れるか、再生機器自体が壊れるかだが(敵の罠で催涙ガスが噴き出たこともあった)、機密情報を守るにはやはりこれぐらい徹底的にやらねばならないらしい。
第三者に見られてはいけない情報を扱うのは、何も諜報機関だけではない。むしろ私たちの周りには「他人に知られてはならない」情報が溢れている。
その最たるものが個人情報だ。
自分のものにせよ、他人のものにせよ、個人情報の漏洩は何としても避けなければならない。電子データでのやり取りが多くなった昨今は、コンピュータ上でのセキュリティに関しては注意している人も多いだろう。では郵便物はどうかといえば、住所が印刷された封筒をそのまま捨ててしまっているという方もいるのではないか。
封筒が自動的に燃えてくれれば手間も省けるが、今のところそんな技術はないし、何より危ない。やはり受け取る側で対策を施さねばならないわけだが、そんな時に心強い味方となる文具が世の中にはある。
その一つが「セキュリティスタンプ〈かくしタロー〉」だ。
これは封筒に書かれた宛名をなぞるとランダムに配置された文字や数字がカモフラージュし、判読しにくくなるという代物。印面には宛名でよく使われている文字・数字を用い、更に特殊な配置パターンにより隠蔽力を高めているといった、なんだか本物のスパイ道具のような特徴を持っている。〈かくしタロー〉という名前から機密保持に対する並々ならぬ決意を感じるのは筆者だけだろうか。
徹底するのであれば、やはりシュレッダーという選択肢になる。
コクヨのシュレッダーは、多彩な機能により様々なシーンでの活躍が期待できる。中でもカット方法は、縦横に細かく裁断する「クロスタイプ」、裁断した紙をチップ状に圧縮する「ワンカットクロスタイプ」、CDなどメディアの細断に適した「ストレートタイプ」の3種類を用意し、多様なニーズに応えてくれる。
また、投入した紙の有無により始動と停止を制御するオートスタート・オートストップ機能や、能力以上の紙を投入するとカッターが逆回転するオートリバース機能などを搭載し、確実な機密保持をサポートする。デザイン面に於いても、定番のホワイトだけでなくシックなブラックで書斎やリビングにも溶け込むなど、エージェントばりの環境適応力を見せる。
情報を廃棄するばかりでなく管理する文具も存在する。
「プライバシーファイル(ロックリングタイプ)」は個人情報の管理に特化したリングファイルだ。すぐに目につく赤色の表紙に、落としても開かないロック機構付きとじ具、抜取防止タイプの中紙など、万全のセキュリティで機密情報を守る。また、背紙は目立つ赤色にも、ノーマルな白で他のリングファイルに溶け込ませて棚に並べることも可能だ。
身近な文具も、イーサンが任務で使う道具のように進化を遂げている。これらを活用して、機密保持という各自に与えられたミッションを遂行していきたい。
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