ほかのシカと違うから 母親に見捨てられた『美しすぎるシカ』が大人気に
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※写真はイメージ

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。
アメリカ・ミシガン州にある農場『ディア・トラックス・ジャンクション』。
家族で経営するこの農場ではシカを始めとするさまざまな動物を飼育していて、訪れる人が動物たちと間近で接することができます。
ディア・トラックス・ジャンクションにいるたくさんのシカの中で、ひときわ目を引く1匹のシカがいます。
海外メディア『sunny skyz』によると、そのオスのシカは生まれてすぐに母親に育児放棄されてしまったのです。
理由はほかのシカと見た目が違うから。
こうしてディア・トラックス・ジャンクションに引き取られることになったシカを見て農場の人たちはびっくり。
なぜならそのシカがあまりにも美しかったのです。
このような白い顔をしたシカは非常に珍しいのだそう。
端正な目鼻立ちの美少年ですが、なぜか『ドラゴン』という勇ましい名前が付けられました。
美しすぎるシカ、ドラゴンはたちまち農場の人気者になりました。たくさんの人たちがドラゴンを一目見ようと農場を訪れたということです。
しかし残念ながら、ドラゴンは2016年に体調を崩して天国へと旅立ちました。あらゆる手を尽くしましたが、助からなかったといいます。
農場のオーナーいわく、ドラゴンはその見た目からおそらく野生で生きることは難しかっただろうとのこと。
母親には捨てられてしまいましたが、ディア・トラックス・ジャンクションで引き取られたことは幸運だったのでしょう。たくさんの動物仲間と一緒に伸び伸びと暮らし、農場の家族や多くの人たちに愛されたドラゴンはきっと幸せだったと思います。
ドラゴンの旅立ちを伝えたFacebookの投稿には150件近い追悼のコメントが寄せられました。
とても美しい白い顔のシカ、ドラゴンの思い出は、これからもずっと多くの人たちの心に残ることでしょう。
[文・構成/grape編集部]