「人間になりたい」と願ったハロウィンのカボチャ その夜、不思議な出来事が!
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毎年10月31日、子どもたちが仮装をして近所の家を訪れる『ハロウィン』。
ハロウィンというと、カボチャをくり抜き、中にランプなどを入れて作られたジャック・オー・ランタンを思い浮かべる人は多いことでしょう。
※写真はイメージ
ジャック・オー・ランタンはスコットランドやアイルランドに伝わる妖怪で、ランタンを片手にこの世をさまよっているとされています。
ハロウィンの夜に玄関にジャック・オー・ランタンを飾ると、悪霊を追い払ってくれるのだとか。
人間になりたいハロウィンのカボチャは…
漫画の原作などを手がける泉福朗(@okaeri_eripiyo)さんが描いたのは、ハロウィンのために用意されたカボチャのお話。
ジャック・オー・ランタンとしての役目を果たすべく、カボチャは老夫婦の家の玄関に飾られることになります。
生みの親である老夫婦のことが大好きなカボチャには、『ある願望』がありました。
「人間になりたいなあ」
悪いフクロウの力によって人間になったカボチャは、『おしおき』をするために街へ繰り出しました。しかし、優しい心を持つカボチャは、元の姿に戻ることを選んだのです。
フクロウを怒らせてしまい、呪いをかけられたカボチャ。しかし、呪いのおかげでずっと老夫婦と一緒に暮らすことができるようになったのでした!
人間にならなくても、カボチャはずっと老夫婦と一緒に幸せな生活を送ることができるでしょう。
心温まるストーリーに、多くの人から「いい話だ…」「なんて優しい世界なんだろう」といったコメントが寄せられています。
ハロウィンは、不思議なことが起きる日。あなたが作ったジャック・オー・ランタンにも、素敵な魂が宿るかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]