ローマ法王がいる壇上に、話せない子どもが乱入 その後の対応に拍手喝さい!
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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バチカン市内にあるパウロ6世記念ホールで毎週水曜日に行われている、フランシスコ法王による一般謁見。
法王の説教に耳を傾けるべく、カトリックの総本山であるバチカン市国内だけでなく、世界中から多くの人が集まります。
2018年11月28日、いつものように謁見が行われている最中、『あるハプニング』が発生しました。
ローマ法王の謁見中、壇上に子どもが乱入!
7千人以上の人が法王の謁見に参列する中、6歳になる男の子が母親の手を逃れ、走り出しました。
そして、法王がいる壇上に上がって来てしまったのです!
法王の警護を担っているスイス衛兵の手を引っ張ったり、衛兵が持っているハルバードをつついたりする、男の子。
任務中のスイス衛兵がまったく動じないのをいいことに、男の子はやりたい放題です。そんな姿を見て、ホール内は拍手喝さい!
衛兵にひと通りちょっかいをかけた男の子は、ついにローマ法王の前に歩み出ます。
突然乱入してきた男の子を前に、笑顔で男の子の頭をなでた法王。
その後、男の子の母親が急いで壇上に上がり、法王に「この子は話すことができないのです」と説明します。
そして、母親が男の子を連れ戻そうとすると、法王は「彼をこのまま自由にさせてください」といいました。
法王の言葉を受けた母親が壇上から降りると、男の子は法王の周囲を走りまわり、笑顔で遊び続けました。
その後、法王はマイクをとるとホール内の多くの人に向かって、こういいました。
この男の子は話すことができません。ですが、コミュニケーションを取ることはできます。彼は、自分の気持ちを表現しています。
そして、彼は『自由』とは何か私に教えてくれた。彼こそ自由なのです。
続けて、笑顔で「無規律だが、自由なのです」といい、ホール内にいる人々の笑いを誘います。
最後に、法王はこういいました。
彼が話せるようになることを、神に祈りましょう。
AP通信によると、男の子の父親は「息子は行動や声の制限によって、いつも苦しんでいた」と明かしたそうです。
男の子は謁見の日、法王を見ることができるのが嬉しいあまり、とても興奮していたといいます。
言葉を交わすことができずとも、男の子の気持ちは視線を交わすことによって法王に伝わったのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]