学力テストに失敗した自閉症の息子に、学校から手紙…内容に、母は涙した
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- 出典
- @gailtwist
イギリスのマージーサイドに住む、ゲイル・ツイストさん。彼女の11歳になる息子・ベンくんは、自閉症とてんかんを抱えています。
5歳の頃、自閉症の診断をうけたベンくん。彼は昨年転校し、現在は特別指導を受けることができる学校に通っています。
彼はある日、イギリスの学力診断テスト『Standard Assessment Tests(SATs)』を受けます。このテストはイギリスの学校にとって、とても重要なものであり、生徒たちの結果によって学校の評価が判定されます。
毎日頑張って勉強し、テストに挑んだベンくん。しかし、結果は残念なものに…。落ち込む彼をゲイルさんが励ましていると、学校からテスト結果が郵送で届きました。
開封すると、そこにはテスト結果の他に1枚の手紙が。その手紙を読んだ2人は感動し、涙を流しました。
このテストで分かるのは、あなたの中のほんの一部だけです。
あなたには、テストでは測ることができない優れた能力や才能があります。
これまで、あなたがとても頑張ってきたことを先生は知っています。
テストではわからない、あなたの素晴らしいところは次のようなものです。
先生にとって、あなたがたくさんの才能をもっていることは誇りです。
これからもっと能力を伸ばし、素敵な大人になってくれると信じています。
よく頑張ったね、ベンくん!
2人の元に届いたのは、「あなたには、テストで測ることのできない素晴らしいところがたくさんある」…そう書かれた、先生からの手紙でした。
先生は、ベンくんがテストのために頑張って勉強していたことや、たくさんの才能をもっていることを知っていたのでしょう。
「学校から自閉症の息子に手紙が来て、泣いちゃったわ!
テストでわかるのは、あなたのほんの一部…ですって」
感動したゲイルさんは、手紙をネットに投稿。その投稿はまたたく間に拡散され、学校の行動は称賛されました。「多くの子どもたちが、このような素敵な対応をしてもらえるよう願っている」と、ゲイルさんは話します。
先生の言う通り、学力だけがその人のすべてではありません。勉強ができない子でも、他の子は持っていない素敵な才能をもっているはずです。
落ち込むベンくんを励まし、能力を伸ばしてくれる素敵な先生ですね。優しさにあふれる素敵な指導に、心からの拍手をおくります!