大学受験で金銭面を案じていた受験生 母親の『ひと言』に「かっこいい」の声
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※写真はイメージ

志望校に落ちた中学生 親が買ってきたケーキに「笑った」「逆に吹っ切れる」ナタク(@nataku18)さんは10年前、高校受験で第一志望校に受からず、挫折を味わいました。 目標に向けて努力してきたからこそ、結果が伴わなかった時のショックは大きかったでしょう。

80歳の祖母が『合格』したのは? 挑戦する姿に「人生の先輩かっけえ」「憧れちゃう」2人の息子さんを育てている、@smile3157さん。「おめでとう」と書かれたプレートがのったケーキを写した1枚を、Xに投稿すると大きな反響が上がりました。ケーキでお祝いといえば、誕生日を連想する人が多いでしょう。しかし、この日開かれていたのは、誕生日パーティーではなく…。
- 出典
- @Aya_Nem_
多くの人が人生をかけて受ける大学受験。志望校の入試試験だけを受ける人もいれば、滑り止めの大学やさまざまな学部の試験を受ける人もいます。
現在、早稲田大学に通っているという、あやねむ(@Aya_Nem_)さん。大学受験で一浪した時に、ある悩みを抱えていたといいます。
それは金銭面で親に負担をかけてしまうことでした。
あやねむさんが出願したかった学部は、1学部に付き3万5千円もの金額がかかります。複数の学部に出願を出せば、かなりの金額を親に負担させることになるのです。
受かるかも分からない試験に大金を出させるのは「申し訳ない」と感じていたあやねむさんは、母親に相談。
すると、このようなことをいわれました。
出願を出さなきゃ受からないの。人生をかけた博打だと思えば安いでしょ。戦わずに後悔するくらいなら、行きたいところに全部出しなさい。
子どもの望みが叶うならばと、「金銭面は心配せずに全部に出願しなさい」と背中を押してくれたのです。
結果、あやねむさんは二浪してしまうことになりましたが、大切な何かを学ぶことができたようです。
子どもを思う親の愛情に、たくさんのコメントが寄せられました。
・将来、親孝行してあげてくださいね。
・とても素晴らしいお母様ですね。
・親というのは、そういうものです。
・これは必要経費。金の使いかたを分かってらっしゃる。
ちなみに、あやねむさんは二浪目は自腹で費用を負担。見事、志望校の早稲田大学に合格することができたそうです。
親のありがたさを身をもって感じたあやねむさん。両親あっての合格に、心から感謝していることでしょう。
[文・構成/grape編集部]