幼い少年からの緊急電話「宿題が解けない」 通信係の神対応に称賛の声
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※写真はイメージ

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困った時はおまわりさんを呼びなさい。
子どものころ、親からそう教わった人もいることでしょう。私たちの生活のあらゆるシーンでトラブルを解決してくれる警察官は、頼れる存在です。
アメリカ・インディアナ州の警察で緊急電話の応対をしているアントニアさんはこの日、いつものようにかかってきた電話に出ます。
すると電話の向こうから聞こえてきたのは、幼い男の子の声。
男の子:
「今日、学校ですごく嫌なことがあったんだ」
アントニアさん:
「そうなのね。学校で何があったの?」
男の子:
「宿題がいっぱい出たんだ。算数がすごく難しくて」
アントニアさん:
「算数の何を勉強してる?何がそんなに難しいの?」
男の子:
「分数。僕、分数が苦手なんだ」
アントニアさん:
「それが私に助けてほしいことなのね」
男の子:
「うん。3×4+1×4の答えは何?」
そこでアントニアさんは、すぐに答えを教えることはしませんでした。彼女は電話ごしに男の子に計算の仕方を説明し、彼自身に答えを出させたのです。
答えが分かった男の子は最後に「電話してごめんなさい。どうしても助けてほしかったんだ」といい、アントニアさんは「大丈夫よ。私たちがいつでも助けてあげるわ」と優しく応じました。
この2人の通話は警察署のTwitterで紹介され、アントニアさんの対応に称賛の声が集まっています。
海外メディア『CBS NEWS』によると、男の子が電話をしてきた時はちょうどあまり忙しくなかったのだそう。さらにアントニアさんは学生時代、数学が得意だったということです。
警察署のコメントの通り、宿題の手伝いのために緊急電話を利用することは控えるべきです。
しかし1人の男の子の『緊急事態』を救ってあげたアントニアさんの親切には、大きな拍手を送りたいですね!
[文・構成/grape編集部]