留守中に寂しがる犬 飼い主に似せたマネキンを置いてみたら…
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アメリカ・ロードアイランド州にある『ヴィンテージ・ペット・レスキュー』。ここは高齢や病気の犬や猫たちに最後の家を提供する、非営利のホスピスです。
運営しているのは、マークさんとクリステンさん夫妻。動物保護シェルターで出会った2人は、共に高齢の犬が大好きだったことで意気投合し、結婚。一緒に『ヴィンテージ・ペット・レスキュー』を設立しました。
マークさん夫妻には特別な家族がいます。それはパグのショーティ。現在15歳のショーティは、まだ2~3歳のころにマークさんたち家族の一員となりました。
飼い主がいなくてさびしがる愛犬のために…
クリステンさんには気がかりなことがありました。それは仕事で出張中のマークさんの不在を、ショーティがあまりにさびしがること。
海外メディア『People』によると、マークさんが留守の間、ショーティは1日中ずっと悲しそうに鳴いたり吠えたりするのだそう。クリステンさんが抱きしめてあげてもダメだといいます。
「マークの香りを嗅いだら落ち着くかもしれない」。そう思った彼女は、試しにクッションにマークさんのシャツをかぶせてショーティのそばに置きましたが、効果はありませんでした。
そんなショーティの姿を見たクリステンさんの母親が、あるアイディアを思いつきます。それは『マークさんの恰好をした等身大のマネキン』。
そのアイデアを聞いたクリステンさんは初め、「お母さん、頭がどうかしちゃったんじゃない?」と思っていたそうですが、ダメ元で試してみることに。
ハロウィングッズ店で購入したマネキンに、マークさんの匂いがついたシャツと帽子を着せて、腕にはマークさんと同じタトゥーの柄を描きます。彼女はそのマネキンを『ファーク(フェイク・マーク(偽物のマーク)の略)』と名付けました。
彼女は『ファーク』をソファに置いて、ショーティをそばに座らせてみます。すると…ショーティは鳴き止み、落ち着き始めたのです!
『ファーク』作戦の大成功に、クリステンさんはびっくり。それからショーティは『ファーク』の腕に顔をうずめるようにして、30分もたたないうちに眠ってしまったといいます。
さらにその後も『ファーク』は大人気!ショーティだけでなく、ほかの犬たちも『ファーク』のそばでくつろぐようになったのだとか。みんなマークさんの香りに安心しているようです。
クリステンさんがSNSにこの写真を投稿すると、数人からマネキンについての問い合わせがきたのだとか。彼女は「もしペットが飼い主と離れている間にさびしがるようなら、マネキンが解決してくれるかもしれません」と語っています。
当のマークさんは、ショーティがマネキンにだまされてしまったことに少々傷つきながらも、自分が留守中に彼が心穏やかでいられる方法が見つかったのを喜んでいるとのこと。
マークさんのことが好きすぎるあまり、さびしさに耐えられなかったショーティ。『ファーク』のおかげで彼の心が癒されてよかったですね。
[文・構成/grape編集部]