trend

視覚障害をもつランナーが盲動犬と共にハーフマラソンを完走 感動の瞬間

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

出典:@GuidingEyes

2019年3月17日、アメリカ・ニューヨーク市で『ユナイテッド・エアラインズ・ニューヨークシティ・ハーフマラソン』が開催され、多くのランナーが参加しました。

このマラソン大会でひときわ注目を集めたランナーがいます。

その人物とは、トーマス・パネックさん。彼はこの日、『盲導犬と共にニューヨークシティ・ハーフマラソンを完走した、初の視覚障害をもつランナー』となったのです。

3匹の盲導犬とハーフマラソンを完走

走ることが大好きなトーマスさんは、20代の時に視力を失いました。海外メディア『CBS NEWS』によると、最初のうちは走ることがとても怖かったといいます。

次第に、目が見えない状態に慣れてきた彼は、人間のガイドと一緒に再び走り始めます。ガイドのおかげで安全に走ることはできたものの、「自分のペースで走れないため、自立する達成感を味わえない」という問題に直面したのだとか。

そこで視覚障害者のための盲導犬を育てる非営利団体『ガイディング・アイズ』を運営するトーマスさんは、2015年にマラソンで併走するための『ランニング・ガイドドッグ』の育成を始めます。

このプログラムによって訓練されたガス、ウェスリー、ワッフルという3匹の犬たちと共に、トーマスさんはニューヨークシティ・ハーフマラソンを約2時間20分で完走したのです。

ゴールした後、トーマスさんと一緒に、3匹の犬たちも完走のメダルをかけてもらいました。

3匹のうち、最初のランニング・ガイドドッグとなったガスは、この日を最後に引退するということ。長年にわたって自分を支えてくれたガスをなでながら、トーマスさんが涙を流すシーンも見られました。

トーマスさんと同じように、マラソンが好きな視覚障害をもつ人にとって、『ランニング・ガイドドッグ』は大きな希望となることでしょう。

見事なチームワークでハーフマラソンを完走したトーマスさんとガス、ウェスリー、ワッフルに大きな拍手を送りたいですね。


[文・構成/grape編集部]

コタツに入る猫の写真

大掃除後に出したコタツ 中を覗くと?「滝のような涙が出た」「一生見ていたい」寒くなってきた日、部屋にこたつを導入。その結果、心も温まる最高の展開に!

猫とストッキングの画像

『15万人』が爆笑! パンストを愛猫が… 「申し訳ないけど、声出して笑った」2024年11月現在、Xでは『途方に暮れている猫』の写真が流行中です。ソファやカーテンなどの布製品に爪が引っかかり、助けを求める猫の様子を、飼い主たちが公開しています。

出典
@GuidingEyes@SELFmagazine@espnnyrrCBS NEWS

Share Post LINE はてな コメント

page
top