ピザの配達中に強盗犯を捕まえた男性 すごいのはそれだけじゃなかった
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
アメリカ・ニューヨークのマンハッタンにあるピザチェーン店『ドミノ・ピザ』で配達員をしているアルー・バシリーさんはこの日、いつものように自転車に乗ってピザの配達に出かけました。
すると彼は途中で、警察官が歩道で1人の男を追いかけている場面に遭遇。海外メディア『CBS NEWYORK』によると、警察官が男に向かって「止まれ!」といいましたが、男はそのまま逃走し始めたのです。
「警察官に協力しよう。あの男を止めよう」
そう思ったアル―さんは「巡査、私が彼を止めます!」といい、猛スピードで自転車をこいで逃げる男に追い付きます。そして男の行くてをふさいで「止まるんだ」といったのです。
しかし男が再び逃走しようとしたため、アルーさんは男に飛びかかって地面に押さえつけ、追いついた警察官に引き渡しました。
アルーさんの素晴らしさはこれだけではありません。
彼はこの後すぐにまた自転車に乗り、配達中だったピザをちゃんと配達保証時間の30分以内に届けたのです!
捕まった容疑者はただの強盗じゃなかった
逃走していた男は、女性から『Apple AirPods』を奪った疑いで警察が追いかけていた犯行グループの1人でした。
ところが容疑者の男は逃げながら、持っていたたくさんの50ドル札を投げ捨て始めたのです。
実はこの男は強盗をしただけでなく、偽造の50ドル札を使って商店で安価なものを買い、お釣りをだまし取るという犯罪も犯していたのです。
この出来事を知ったニューヨークのビル・デブラシオ市長は、Twitterでアルーさんのことを『ヒーロー』と称賛。またニューヨーク市庁舎のTwitterもこの市長の投稿をリツイート。
海外メディア『ABC7』によると、アル―さんは西アフリカのマリ共和国からの移民で、2か月ほど前にアメリカにやってきたばかりなのだそう。
容疑者を捕まえることはまったく怖くなかったという彼は、「もしまた同じ状況になったら、同じことをすると思う」と話しています。
正義感あふれる勇敢なアルーさん。今後は事件に巻き込まれることなく、新天地アメリカで幸せな生活をしてほしいですね。
[文・構成/grape編集部]