「校歌」って深い!あなたは今でも歌えますか?
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学校の「校歌」をテーマにした特別番組『アイ ラブ 校歌』が東海ラジオで放送された(5月26日15:00~15:45)。誰もが当たり前のように歌っていたであろう校歌、実は校歌にはさまざまなドラマが。ナレーターは俳優の天野鎮雄。番組は、天野が高校の音楽室を数十年ぶりに訪ねるところから始まる。そして、校歌にまつわるいくつかのエピソードが紹介される。
校歌が消えてしまうかも
愛知県新城市にある高校の統廃合が決まった。二つの高校が統合し新しい名前の学校ができる。学校がなくなることは、在校生・卒業生にとってとても辛いこと。主な要因は少子化と過疎化だ。抗えない時代の流れの中で「何とか校歌を残したい、歌い継いでほしい」そんな願いを叶えることはできないか。そこで関係者が導き出した答えとは?
校歌の歌詞が書き換えられた
三重県四日市市にある高校の校歌の歌詞が書き換えられた。四日市は石油コンビナートの街としても知られる。かつて「公害の街」と言われたことも。3番の歌詞に、日本の高度経済成長を讃えるイメージにつながる内容が盛り込まれていた。工業化には環境悪化の側面もある。歌いながら違和感を持つ生徒もいた。作者にも同じ思いがあったようだ。
時が過ぎ開校20年がたった頃、学校側から作者へ相談を持ちかけた。作者もそれを待っていたかのように歌詞変更の検討を快諾した。そして、書き換えられた歌詞は、未来に歌い継ぐ普遍性を持ったものだった。
みんなで作る校歌
人口増加で名古屋に新規開校した中学校は、開校当時、まだ校歌がなかった。秋を目途に校歌を作るにあたり、地域住民や生徒から、歌詞に入れてほしい言葉などのアンケートを取った。新設校の利点を生かした試みが功を奏した形だ。
校歌とは
番組では、日本の校歌の歴史についても触れている。全国に広まったのは昭和初期の頃。郷土教育の一環として普及したようだ。また、当時の社会を反映している面もあるということだ。校歌にはそれぞれの歴史や物語がある。在学中は、あまり校歌について考える機会はなかったはず。改めて、母校の「校歌」について考えてみる機会になれば。
アイ ラブ 校歌
放送局:東海ラジオ
放送日時:2019年5月26日 日曜日 15時00分~15時45分
※放送情報は変更となる場合があります。
提供:東海ラジオ
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