「本当にそれ」 大船渡・佐々木投手の登板回避に対する長友佑都の『発言』に、共感の声
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
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夏の甲子園への出場をかけた、『第101回全国高校野球選手権大会』岩手大会で行われた、花巻東高校と大船渡高校による決勝戦。
『12-2』で花巻東高校が勝利し、2年連続となる甲子園への切符を手にしました。
決勝戦の結果とは別に注目されていたのが、『最速163キロ』の右腕を持つ大船渡高校3年生の佐々木朗希投手の活躍。しかし、国保陽平監督の「故障を防ぐため」という考えにより、佐々木投手は登板の機会を与えられないまま、高校野球を終えることとなりました。
張本勲「絶対投げさすべきだった」
2019年7月28日に放送された報道番組『サンデーモーニング』(TBS系)の『週刊御意見番』コーナーでは、岩手大会決勝戦について特集。
佐々木投手に登板の機会を与えなかった件について、国保監督は次のように語っています。
この理由に対し、番組に『ご意見番』として出演する元プロ野球選手の張本勲さんが、このように声を荒げました。
張本さんは「絶対に佐々木投手に投げさせるべきだった」と強調。『球界の宝』とも呼ばれる佐々木投手の実力を認めたうえで、次のような意見を口にしました。
張本さんは、甲子園に出場するという夢を持つ高校球児たちのことを考え、国保監督が佐々木投手を登板させなかったことを「間違いだったと思う」とキッパリ否定しました。
長友佑都「監督は批判覚悟で選手の将来を守った英断」
決勝戦で佐々木投手が登板しなかった件についての張本さんの意見をまとめた記事を読んだ、プロサッカー選手の長友佑都選手。
同日に、Twitterで自身の考えをつづりました。
長友選手は、今後も野球を続ける佐々木投手の将来を考えたうえで「批判覚悟で選手の将来を守り、登板させなかった監督は英断」だと主張。
さらに、全国高校野球選手権大会の日程についても「選手ファーストで考えてほしい」と苦言を呈しました。
ネット上では、一連の出来事についてさまざまな反応が寄せられています。
・監督だって本当は甲子園に行きたかっただろうし、苦渋の決断だったと思う。
・甲子園に行きたかったであろう佐々木投手やほかの部員の気持ちを思うと、登板しなかったのは残念ではある。
・張本さんが活躍されていたころとは時代が違う。いまの時代に合った高校野球のシステムであるべきでは。
・誰よりも佐々木投手を一番近くで見てきた監督が、将来も見据えたうえで下した判断だから、周りがとやかくいうことではない。
決勝戦について、佐々木投手は「試合に出て投げたい気持ちはあった。けれど、チームメイトはすごく頑張ってくれたので誇らしく思います」とコメントしています。
『高校野球の思い出』よりも、1人の投手の将来を優先し、登板を回避した国保監督の決断に込められた思いは、佐々木投手にも伝わっているのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]